嬉しい報告:海外で顕微授精 | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

2016.7.25「Q&A1162 海外で沢山の薬剤を処方されています」で回答いただいた者です。
その後、初めての顕微授精で、妊娠→出産に至ることができました。海外に住む私にとって、松林先生のブログは辞書のようなもので、疑問ができるたびに、キーワード検索していました。

こちらの医師は、「スピード&結果重視」の考え方が強く、最初は戸惑いましたが、今は、早めにステップアップして良かったと思っています(タイミング1回、排卵誘発2回、人工授精2回行った後に顕微授精しました)。また、小さなチョコレートのう胞が数個あり、腹腔鏡で取るか、そのままで顕微授精するかも迷いました。こちらの医師は、「まずは顕微授精を」という考え方で、それに従ったのも良かったとも思います。「個人の状況を踏まえ早めのステップアップ」、「腹腔鏡は第一ではなく、第二、第三の選択肢とする」、いずれも松林先生のブログに書かれていたことで、一概に言えないとは思いますが、私の場合は、決断を後押ししていただきました。本当にありがとうございました。

 

ご多忙な日々の中で大変かと思いますが、ぜひ今後もブログを続けていただけたらと願っています。