鈴虫寺の教え:その2 | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

京都で一番好きなお寺は鈴虫寺です。

鈴虫寺の別室には春夏秋冬の四季の部屋があり、秋の部屋だけを一般の方に公開しています。

鈴虫の寿命は100日。鳴くのはオスだけで後半の50日のみです。

30分程度の鈴虫説法が毎回示唆に富んだ内容で心に突き刺さります。

 

今回の説法は下記です。

苔(コケ):コケには根がないため、水分補給は雨のみです。雨はいつか必ず降るので、ひたすら雨を待ち続けます(その間、死んだふりをして茶色くなります)。ヒトも悪い時ばかりではなく必ず良い時が来ます。良い時が来るまで待ってみてはいかがでしょうか。

利他(りた):他人に利益となるように図ること。自分のことよりも他人の幸福を願うこと。

洗心(せんしん):心を洗う、人や社会に良いことをする行為。「利他」をすると「洗心」に至ります。

 

下記の記事を参照してください。

2016.12.1「鈴虫寺の教え

 

写真は京都東本願寺から京都駅および京都タワーを見たものです。東本願寺はリニューアルしてとても綺麗になりました。