☆パンを食べると水泡ができるわたしは、どこまで治せばいいでしょうか?
こんにちは、松本比菜(まつもとひさ)です。
まつもとのところにお越しくださってるご相談者さまの中には、
「パンを食べると症状が出る」
方がたまにいらっしゃいます。
アトピー性皮膚炎の方にも、掌蹠膿疱症の方にも。
かなり皮膚は落ち着いて、あとは漢方薬なしでよい状態を維持できるよう、最後の調整段階に入っているのに、たまになぜかポツポツが発生している。
くわしくおうかがいすると、「●日前にパンを食べました」というお返事。
「パンを食べた」といっても、「パンビュッフェのようなところで止まらなくなってすごく食べちゃった」という方もいますが、「自宅で焼いた食パンを、ほんの一枚」で症状が出る方もいます。
パンビュッフェで止まらなくなって……というときは、パンそのものが悪者ではない可能性があります。
ビュッフェでは、ミルクの入った飲みものを選びましたか?
市販のカフェラテで症状が出る方もいらっしゃいますよ。
パンのふかふか・香ばしい感じが大好き♪な方は、普段ガマンしていると、たまに食べたとき止まらなくなりますよね。
パンであってもなくても、それだけ食べたらマズイよね~のレベルだったら、パンに罪はありません。
たとえばほんの一枚のパンで症状が出ないことが確認できれば、ほかのものと同じように、量に注意しながら食べて問題ありません。
ほんの一枚くらいのパンでも、すぐにピコッと症状が出る場合。
あなたの身体にパンは合ってない。
さて、「身体にパンが合っていない」場合、どうしたらよいでしょうか?
パンが大して好きじゃないなら、もう食べなければ、症状も出ません。
パンが大好きだったら、間隔を開けて、たまに・少量、食べる。
食べたあと、ちょっと症状は出るけれども、そのほかに危険なコトを避ければ、症状は拡がらずに数日でなくなります。
このくらいを織り込み済みとして、症状はゼロじゃないけどパンを楽しむ、そんな生き方を選んで、そこをゴールにすることもできますね。
そう。
「カンペキな健康体」を、全員が無理して目指す必要もないわけです。
まつもとの願いは、「漢方薬で症状を抑え続ける必要のない身体に回復して欲しい」です。
腫れが引いて、痒みが治まったところで「もういいや~」と自主卒業される方もいますが、この段階ではまだ身体が治っていないので、漢方薬を止めてしばらくするとまた症状が盛り上がります。
そうじゃなくて。
「もう漢方薬の要らない身体」をゴールにしていただきたいですね!
パンで症状が出ても、毎回漢方薬の出番なく自力ですぐ治るなら、別に構わないと思ってます。
体調よくないときだけ、厳密にパンを避ければ、本格的な再発モードになりませんしね。
で、分かりやすい&実例が多いので「パン」を例にしてますが、これって、
・ステーキ
でも、
・ケーキ
でも、同じコトです。
また、
・登山
や、
・よさこい
も、やっぱり同じコトな訳です。
さて、あなたの「ゴール」はどこでしょうか?
その前に、「わたしの悪化要因」を発見するところから始めましょうか。
アトピーを治すための、正しい食べ方(食養生)は、こちらで学べます。
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