【回答編】顔がヒリヒリする・5年 「内側」を治さないとダメですか? | アトピー脱ステ脱保湿☆札幌発キレイな肌をつくる漢方的生活

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札幌市西区二十四軒で漢方相談をしております、まつもとです。
アトピー性皮膚炎(顔・首・腕・脚・足・胸・腹・背中・乳首)の漢方治療と、食べるものを中心に、何に気をつけたらよいかといった、治し方・スキンケアから脱ステ・脱保湿についてご紹介いたします。

☆【回答編】顔がヒリヒリする・5年 「内側」を治さないとダメですか?

 

こんにちは、まつもとです。


最近書いていた「お顔が赤くなる」症状について、ご質問をいただきました。


今日はその「回答編」です。


ご質問くださいましたのは、miyuさん、石川県在住、20代女性です。


では、いきますね。



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はじめまして。


顔全体が5年ほど前からずっとヒリヒリしています。


普段赤みはないのですが、3年ほど前から暖房の強い部屋にいったりすると赤くなるようになりました。


地元の皮膚科では、酒さや脂漏性皮膚炎と言われています。


元々は化粧品をコロコロ変えていたことが原因だと思います。


見た目はそんなに赤くないので、ひとからは「分からない」と言われます。


ここ2年くらい洗顔料を使わず、ぬるま湯で洗っていますが、それをはじめてから黄色いかさぶたのようなものができます(とくに冬)。


洗った後「何もつけない」も数ヶ月試しましたが、なんとなくつけていた方がかさぶたも出来にくいので、他の漢方薬局の方に教えていただいた、アトピーの方でも使えるようなスキンケア商品を塗っていますが、痛みや赤みは変わりません。


スキンケアを続けることで知らないうちに悪化させてしまったら……という気持ちもあって、塗ることがいいことなのか分かりません。


つけても赤くならない場合はつけている方がいいということなのでしょうか?


肌のことが気になったり、体質改善しようと食生活でムチャをしてしまい、もともと生理不順だったのが来なくなってしまったり、低血圧や低体温、痩せ型で胃腸が弱かったり、内側からの改善も必要だと感じています。


スキンケアと内側の改善、どちらを優先したらよいのでしょうか?


 <一部改変・省略しています>



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5年ですか……。


長いですね。


お若い方でもありますし、これはお辛いだろうとお察しいたします。


これ、結論から言うとですね。


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「やることやって、やらないことやらない」に尽きます。


王道はありません。


回り道や近道もないです。


コツコツ、必要なことを続けると、改善します。


具体的に説明しますね。




ご自身でもお気づきの通り、そもそものきっかけは「化粧品」だろうと推測できます。


なので、今後は、皮膚に負担のかかるものをつけないのが大事。


また、「黄色いカサブタ」は、肌の構造が壊れて、下から滲み出した老廃物が固まったものです。


感染を予防したいので、黄色いカサブタができる時期は、ある程度洗った方が安全です。


ただ、洗うとその後余計つっぱるので、洗顔後何かでカバーしたいですよね。


今お使いのものが、とくに悪さをしていないようなら、最小限それだけは使っていてはいかがでしょうか。




まつもと漢方堂では、スキンケアをお休みした方がよい段階のみなさんには、スクワランオイルを丁寧に精製したものを適量のばしておくことをオススメすることもあります。


そして、酒さ様皮膚炎や脂漏性皮膚炎のみなさんに、大きな効果を発揮するのが「漢方シップ」!!


ずいぶん昔の記事ですが、リンク貼っときますので見てくださいね。


漢方シップに使う漢方薬は、ヒリヒリする、かぶれやすい方の場合、この記事よりもずっとマイルドなバージョンを選択しています。


皮膚が落ち着いてきて赤みやヒリヒリがなくなってきたら、スキンケア商品を、厳選して、1品か2品、再び使ってみる方もいます。


化粧品メーカーさんが言うように、4品も5品も塗る必要は全くありません。


スキンケアより負担が大きいこともあるのが、メイク用品なので、当然こちらも全チェックします。




そして、この方の場合、ご自身がおっしゃるように、「内側」の問題も大きそうです。


丈夫な皮膚を支えるのは、当然のことながら、健康な内臓です。


健康な内臓に、必要な栄養が届いてこそ、丈夫な皮膚が生えてきますからね。


女性の場合、月経がひとつの目安です。


ここ、問題、大アリですね。




長くなりました。


では、「内側」の問題と改善法について、次回お話ししますね。









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