この日は熊本県山鹿➡
八女➡田神社(弥永)と
広範囲で動きました。

 

ろばたやき山ろく➡千田聖母八幡宮を経まして

 

道の駅たちばなの敷地内にある

お食事処「招竹梅」の

塩八女茶抹茶ソフトクリーム

美味しかったですグリーンハーツ

 

途中見掛けた成田山の救世慈母大観音様

突然現れてテンション⤴⤴⤴

それにしてもあの看板「くさ」何なのか気になります。

神々しいお姿ですキラキラキラキラ

仏様だけど

 

その後、弥永の田神社でのお詣りを経て

 

 

この日のラストは原神社へ

 

はらじんじゃ

住所:福岡県朝倉郡筑前町原地蔵1913

原神社(神社庁登録名称)は

原地蔵という集落に鎮座しています。

地名はこの原神社にお祀りされている

生え抜き地蔵様が由来となっています。

社頭

場所は

筑前町立 大刀洗平和記念館の

裏側になります。

境内の燈籠に「御神燈」と書いた

和紙のようなものが張られていますが

例祭用なのだそう。(氏子様談)

12月14日の祭礼では神職を呼んで

神事が行われます。

記念樹の石碑

戦時中は隣接地に飛行機基地があり、

原神社の杜は今と違って
樹木が高くそびえていたことから、

飛行機の離着時に支障があるとして
陸軍の命令で高い樹木は

切り倒されてしまいました。
ところが地元の人は黙っていませんでした。
早速軍に対して、

「神の祟りがある、どうしてくれるのか」
と抗議したので、軍はこれを入れて謝罪、

お祓いを行い神を鎮める
神事を行ったといいます。

(参考資料:三輪町史)

この日は1月8日で

左義長が行われる数日前でした。

左義長の竹は一週間前の週末に

組まれることが多いようです。

社殿

その昔、この付近に大きな楠が

一本そびえ立っていたという。
この神社の創設は定かではありませんが
寛永15年(1638年)秋月藩主黒田長興が、

島原の乱を終結し、凱旋した後
この地(原地蔵)の開墾が始められ、

その折、同地に

幅一メートル、厚さ60センチくらいの

自然石が、地中から突き出ていたので
里人たちはその石を取り除こうとして、

周囲を掘り始めたが、いくら掘っても
身動きせず、とうとう里人たちは、

「これはきっと地から生えた神石に違いない」

と言い、そのままそこにお宮を建て、

その石を御神体として祀ってきたと伝えられます。

(参考資料:三輪町史)

生え抜き地蔵様と黒田二十四騎の絵馬

生え抜きの地蔵様となって、

原神社は里人たちの信仰の場となり
願い事は何でも聞いていただける神様として、

今でもお参りは
絶えないということです。

この目で生え抜き地蔵様を

拝見しましたが、画像を撮る気に

なれませんでした。

三輪町史にあった画像をどうぞ。

右側が生え抜き地蔵様です。

この神社には前途の大楠を、

安政4年(1857年)柳川の殿様が
板舟にしたいからと所望して

切り倒されたといわれ、
その折、枝の部分をもらい受けたのが

四三嶋(夜須町)の岡部弥太郎で、

この枝を削って鮮やかな色彩の
黒田二十四騎を描き上げ、
それを絵馬にして原神社に奉納したものとされます。
(参考資料:三輪町史)

本殿の左側の猿田彦石碑と蘇鉄

 

この神社は現在も

堂籠りが行われているそう。
堂ごもりとは、

神様が出雲大社に出発される日
(陰暦9月30日)と
お帰りになる日(陰暦10月31日)に

子供たちや青年たちが
中心になって神社にお籠りをした。
出雲に旅たちされる神様たちの

歓送迎会といった祭である。
各家庭から米・金などを集めて味飯を炊く。
神前には御供飯や酒を供える。
子供達は集落内の道や川原に落ちている

古い材木を拾い集めたりして

一晩中燃やし続ける。

(三輪町史より)

令和の時代も行われているかは不明

本殿

こちらに生え抜き地蔵様が

お祀りされています。

 

御祭神

 

賀具津智命

(かぐつちのみこと)


その昔の三輪村史調査資料稿本によれば、

原の地蔵様は
「熊野神社」と「かぐつちの神」を

祀ると伝えられているそう。
(あるいは猿田彦神又は猿田媛神を

掘り出しているとの情報もあり)

※三輪町史より

本殿を横から見たところ

 

稲荷社

地元のかたに「雑談いいですか?」

と生え抜き地蔵様について訊いてみました。

確かに昔からこちらにお詣りすると

お願い事を叶えてくれるという

言い伝えがあるようです。

しかし、同時に罰も当たりやすいと

子供の頃から言われていたそう。

 

生え抜き地蔵は地面から

生えていると言われているけど

お稲荷様にお祀りされている石は

「俺が置いた」という

お年寄りがいらっしゃるとか笑

最後はこぼれ話でした。

 

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