呑山観音寺
2023年12月9日（土）
のみやまかんのんじ
住所：福岡県糟屋郡篠栗町萩尾２２７−４
南蔵院の続きです。
呑山観音寺の山号になっている
鉾立山の由来は諸説ありますが、
一説には神代の時代、
海津見神の娘である玉依姫が
神武天皇の尊父である
彦波剣武鵜茅葺不合尊に嫁いだ際に
鎮座する山の高さを見比べるため
頂上に鉾をつき立てたため
といわれています。
その玉依姫ご一行が目的地の
竈門山に向うために山を下る途中、
山腹に湧く清水を呑み、
渇きをいやしたことから、
この場所を「呑山(のみやま)」と
名付けたといわれています。
百観音堂
弘法大師高野山御開創1200年を記念して
建立された
春は桜、秋は紅葉が美しいお堂です。
周りには枝垂れ桜や
ドウダンツツジが植栽されていますが…
もう時期は終わっていました
手水舎
御本堂
呑山観音寺は
鉾立山の麓にある高野山真言宗別格本山です。
篠栗八十八か所霊場の
第十六番札所となっています。
本尊：千手千眼観世音菩薩（千手観音)
普段は本堂の厨子に秘仏として安置され、
年に一度秋の大祭（10月第3日曜日）で
御開帳されます。
謹刻者・造仏年は不明ですが
篠栗八十八ヶ所霊場が
開創される以前から
この地にまつられていた素朴な石仏です。
本尊の前には護摩壇があり、
毎朝勤行の読経が響く中で
護摩焚きが修行されているそう。
天井には無数の千羽鶴がかけられていました。
これは悪事を働いたお鈴という女性が
本堂の鰐口に髪を絡めとられたという
「お鈴の黒髪の霊験談」に依るものです。
以前は無数の黒髪が掛けられていましたが、
現在は千羽鶴に形を変えて
願掛けや御礼の為に奉納されてきました。
※御本堂内は撮影禁止です
御朱印
御本堂内で書いていただけます
天王院本堂へ👣👣
参道のお不動様
天王院御本堂
本尊：浪切不動明王
篠栗八十八ヶ所霊場第三十六番札所
ご本尊は唐から帰国中の
お大師様（弘法大師空海）を
海難から救ったという浪切不動明王様です。
12月第2日曜日には全国でも珍しい
真言密教の荒行である「八千枚護摩」が
天王院本堂で行われます。
また、毎年3月第2日曜（今年は3月10日）
には厄よけのお祓いである
「七福星まつり 午王宝印加持大祈願会」が
開催されます。
この「七福星まつり」ですが
本堂内では住職から直接
「牛王」（ごおう：たいへん貴重な薬）を
額に印字する「牛王宝印加持」が
受けられるそう。
※「牛王宝印加持」は事前予約または
当日受付もあり。
詳しくは電話でお問い合わせください。
つい先日、
漫画『北斗の拳』を全巻読み終えた私は
七福神と北斗七星は関係あるかも？
と思いました笑
調べてみると七福神とは、
様々な福を授けるという
福徳の七神を言いますが
中国では道教の神様で、
北極星の化身(北斗七星の精)と
されているそう
当たってた！🤣
七福神堂
七福神がお祀りされています。
ハーモニーさんは布袋さんだったのか！
お腹部分がソックリ
最後に
「瑜祇大宝塔（ゆぎだいほうとう）」へ
逆光で失礼致します。
幻日が見られました。
御本尊：両頭愛染明王
別名「厄神明王」とも云われ、
不動明王と愛染明王とが合体した、
両頭六臂の忿怒のお姿です。
※画像はお借りしました
あらゆる災難を取り除き
所願を成就させる力を持つとされます。
この２身が合体したお姿は、
敬愛和合の本誓をあらわす形であり
相互の利益を兼ねるものとして信仰されました。
かつて
後醍醐天皇が最も信仰を寄せられた明王尊
なのだそう。
肝心の紅葉ですが…
ドウダンツツジこんな感じでした
紅葉と言っていいのか？
紫陽花の枯れた様子
3月10日（日）は
七福星まつりです。
今年に入ってから北斗七星と
ご縁がある気がします
新年は、会社の社長から
ななつ星in九州の車内酒に採用されていた
寒北斗（日本酒）をいただきました。
ジャンケンで勝ったため
こちらはキャップの部分に
北斗七星がデザインされています。
更に北斗の拳を読み終えてから
ドンキへ行くと
北斗の拳プロテインを
見付けました。
これはただのこじつけ
ちいかわちゃんもそうですが
気になり出したら
目に入ってきますね
ちなみにプロテインは
ケンシロウとラオウがありました。
ラオウのがカッコ良かったなぁ