説得力って何だろう | *

*

↑『ゆきのひとつぶ』と読みます

礼。

 

スポーツ指導における説得力って何だろう

という話になることがしばしばあります。

 

一昔前なら、

上手い人が言ったらそれが正しい

で済んだ話ではないでしょうか?

 

根拠とかどうでも良くて、

受け売りだろうとなんだろうと

上手い人が言えばそれが全てみたいな(笑)

 

上手い人が右向けと言えば右を向き、

左を向けば左を向き、

できなければできない人が悪い。

 

知識の押しつけだから応用が利かない・・・

 

今でもそれで通じている世界が無きにしも非ずですが。。。

 

説明する側は・・・

できることを実際にやらせてみて、

「あ、できた!」

またちがうことをやらせてみて、

「あ、これもできた!」

できなければ、掘り下げてやらせてみて、

それでもダメなら掘って掘って

温泉が出るくらい掘り下げてやらせてみて、

そしていくつかの「できた!」をパズルのように組み合わせて

「こんなことができるんだ!」

そう実感させることが説得力ではないでしょうか?

 

パズルだから、やっていくうちに何も言わなくても

応用が利くようになるという利点もありますし♪

 

 

説明を聞く側は・・・

話を鵜呑みにするだけなのか、

話が現実的なものかを吟味するのか、

それも受講者のセンスの一つだと思います。

 

飲み会の迷セリフをいくつかご紹介します(笑)

 

「まあ、今の時代、スポーツ指導者も受難だよな。

往年の名選手でも説明がヘタなら仕事なくなっちゃうんだってもん。

“教わってわかったのはセンセイが上手だってこと”

で終わっちゃうんだってよ!

昔なら趣味の種類が少なかったからそれでよかったけど、

趣味が多様化してるから、すぐに他の趣味に行っちゃうんだってよ。」

 

「技術があるだけじゃ人はついてこない。

雲の上の話なんて聞いてくれないから。

挫折を知っている人の方が話が生々しいから聞いてくれるんだ。」

 

結局は人間と人間の関係ですからね。

+極だけでも-極だけでも発電しないの一緒ですね(笑)

 

礼。