久し振りの更新になります!


今日は私がコーチとして教えている年代のサッカー日本一を決める大会のファイナルだったのですが(・・・と言ってもウチのチームが出場している訳でもなく、私は仕事だったので会場には行ってませんが)名古屋のJリーグ下部組織が見事な優勝を決めてくれました!


私の様に下町の小さなクラブを指導していると、ココに出てくる選手とウチの選手との違いを非常に痛感します・・・


・・・とは言っても決して悲観的にウチの子供達を見ている訳でなく、むしろ色々なサッカーの世界があるんだと再認識させられます。


ココに出てくる子供達の様に『プロ』を目指すのもサッカーですし、私達のサッカーも『サッカー』です!


そして、どちらも間違いなく将来の日本のサッカー界を底辺から支えてくれる選手になってくれるものだと思います・・・


ただ、最近のジュニア・ジュニアユースの世代を間近で見ていると協会や各区連盟の対応が『抜きん出た者』のみを優遇するシステムのみを構築し、その篩いから外れた事を置き去りにしている様な感じを受けます。


あくまでも私個人の所感であって『そうじゃないよ!』って方もいらっしゃるのも理解出来ますので、そういう方は独り言だと思って読んで下さいね(笑)


私のチームの所属する連盟は『一般』と『少年』がバラバラであり連携が全くとれていない様な団体ですが、やっと今年ぐらいから『まとまり』を持って運営して行こうとしています・・・

しかし、耳にするのは『トレセン』の話や『社会人の強いチーム』誘致など・・・


『バカじゃないの?』


基本的にサッカーはスポーツですし、スポーツには勝敗が常に付き纏います・・・


判りますよ!


強いチームを我が区から出したい気持ちは(そんなチームを所有したいのかな?)・・・


でも、その為に『抜きん出た者』を集めてトレセンで強化して『強いチーム』を造り、そのチームが偶然にも上位リーグで活躍しても地域のサッカーは盛り上がるんですかね???

そんな地域で『抜きん出た』子供も将来プロになれる保障はありませんし、『抜きん出なかった』子供には連盟は知らん顔!

ジュニアユースの育成は学校の適当な部活(それすら無い学校も・・・)に任せ、ジュニアの卒業後の受け皿を作らず毎年の事ですが卒業後の所属チームが無くてサッカーを辞める・・・そんな選手の将来の芽を潰している事に気が付いていない愚かな団体・・・


今現在、たくさんあるジュニアのチームにジュニアユースを作る様な提言をすれば少しは手を挙げてくれるかもですが、それをやろうともしない・・・


私が理想としたいのは、海外の田舎チームの様に地域の小さなクラブ(3部所属でも4部所属でも!)を地域の皆で応援出来る様な状況ですね!


当然、その地域の出身者がスタメンのほとんどを占め、地域の老人や子供達が極端な話『○○丁目の○○ちゃんが試合に出てるから応援に行く!』でいいんじゃないですかね?

間違って?上位リーグに上がれば嬉しいですが、そんな普段は仕事をしている地域出身の大人達の勝った負けたの活躍を地域の子供達が見てソコを目指してくれないでしょうか?


当然、Jリーグや海外でチャレンジ出来る子供は、そちらを目指せばいい訳ですから・・・


もっともっと地域のサッカー、日本のサッカーが活性化するのではないかと思います!


理想があって現実がある訳ですが、当然海外のサッカー文化とは歴史があり、今の日本では何年も掛かるのは想像できますが・・・


無事に生きているか判りませんが、私が年寄りになったら理想の『地域のチーム』のチームマフラーをして週末応援に行きたいな!と、思います!




PS・・・子供が平日スクールで御世話になっているチームのコーチでもあります『高木成太』さんのブログにも同じ様な事が書いてあり、ちょっと嬉しかったです!