こんにちは。
急に寒くなってきましたが、体調など崩されていませんか
寒い季節が個人的には苦手なため、早く暖かい春になってほしいと思ってしまいます。
お肌の乾燥なども感じている方も多いのでは
乾燥はニキビ治療の大敵です
しっかり朝晩洗顔をし、化粧水、クリームを塗る習慣をつけていきましょう
最近はSNSなどで色々情報収集がしやすくなり、一般皮膚科へ行かず、初めての皮膚科が当院という患者様もいらっしゃいます。
ですが、大体の患者様は、まず一般皮膚科での保険薬処方か市販薬を試され、改善されなかったと来院されます。
または、一般皮膚科の後、美容皮膚科でピーリングやフォトフェイシャル、イオン導入など、ニキビによいと言われている自費治療も経験をされ、やはり改善されず当院へたどり着いて頂いている患者様もいらっしゃいます。
では、なぜ上記のような治療を経験し、ニキビが治らなかったのか、他の治療と、当院でおこなっているニキビ治療のPDTは何か違うのか
そこを本日お話していきたいと思います。
まず、ニキビが繰り返される原因は、
①細菌
②皮脂
③毛穴内変形によるデッドスペース です。
下記の図にあるように、毛穴1つ1つに対して皮脂腺がついており、皮脂をつくり、お肌の保湿、バリア機能としての役目を果たしています。この皮脂腺がないとお肌はカサカサになってしまうので、大切なものではあるのです。
ただ、お肌の乾燥やスキンケア不足、お肌を触りすぎてしまうなど、毛穴がふさがれてしまい毛穴が詰まってしまうと、皮脂の出口がなくなります。
そうすると毛穴内に皮脂はたまるしかありません菌にとって皮脂はエサのため、繁殖し、炎症となります。
これが、ニキビです。
同じ毛穴内でこの炎症が繰り返されると、毛穴内が傷つき、形が変形します。
変形してしまっている毛穴に皮脂がたまる→菌が増殖→毛穴内がまた傷つき変形する。この悪循環へ
皮膚科での処方薬では、この全てに対しての治療は難しく、抗菌薬などの処方が主です。
軽度の出来始めのニキビには効果がありますが、重症化してしまっている状態には効果が期待できませんし、あまり長い期間使用してしまうことで、耐性菌もついてしまいます。
『薬を使い始めた頃は、効いていたのに最近は効かなくなった』というのはこの為です。
次にケミカルピーリングですが、角質を剥がし、詰まりの解消はできます。
少しざらつきもなくなり、肌がつるっとした状態にはなりますが、ニキビは肌表面の病気ではなく、肌内部の毛穴の病気ですので、毛穴の詰まりだけの解消では、悪循環は断ち切れません。
フォトフェイシャル等の光治療も、殺菌作用はあります。
ですが、保険薬同様、殺菌だけしても皮脂がたまりやすい毛穴内である以上、重症化しているニキビには効果が期待できません。
イオン導入はお肌の中にビタミンCなどの栄養を届けることができる治療のため、当院でも③に対する毛穴内の修復をすすめる治療として自宅治療として推奨はしています。ですが、イオン導入だけではやはりしぶといニキビをストップさせることは難しいです。
つまり、
殺菌だけでは
毛穴の詰まり解消だけでは
肌内部への栄養療法だけでは なのです。
抗菌剤や光治療で殺菌だけできても、過剰に分泌された皮脂を抑制できなければ、ニキビを断ち切ることは難しいのです
重症化しているニキビの悪循環を断ち切るには、ニキビの原因である①と②を一気にせめることが重要。それができることがPDTのメリットです。①だけではダメなのです。
毛穴内で炎症がおきてしまう状態をストップし、毛穴内の変形が治る時間稼ぎをしていくためには同時に①と②をおこなうというところが何より重要です
殺菌と皮脂抑制を、同時に強力に行うことが重要です!
今まで沢山の治療を受けても完治に至らなかった患者様でもあきらめないでください
お子様がニキビやニキビ跡で悩み気持ちも塞ぎがちとなり、心配されている保護者様もあきらめないでください
ニキビは治せます
PDTでも三週間ごとに継続して治療が必要ですので、それなりの期間はかかります。
それでも、本気で根本からニキビを治すなら、PDTはとても優秀な治療です!!
治療を受けるかはカウンセリングを受けてから考えて頂いても遅くはありません。
是非ご相談へいらして下さい。
一緒にニキビを治し切りましょう
LINE@ ←メッセージを送信するだけで簡単予約できます
※臨時休診のお知らせ※
11月15~16日、院内研修のため臨時休診とさせていただきます。
御不便をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。