■サハラと『年収1億円思考』について(長文)




こんにちは、タナカミノルです。


長いゴールデンウィークも終わりましたが、

あなたはどのような時間を過ごされましたか?




僕の周りのフリーで働いている友人たちも

世間がお休みだと時間がゆっくり流れるように感じると言って

日頃読まない本を読んでみたり、散歩に出かけたりしてました。




==========きょうのあらすじ==========


●五月病から復活しました


●サハラマラソンでリタイアを諦めた理由


●年収1億円思考と意思決定の自由


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●五月病から復活しました

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僕自身はサハラマラソン後からの五月病みたいな状態が


ようやく抜けてきた感じで


足の裏のマメで剥けていた部分の皮膚が再生してきたり


左右の足6本の爪がイカれて新しく生え変わりはじめているところです。




いやー、日頃メンタル面でひとの問題解決に関わることが


公私共に多いのですが


自分自身のことでここまで心身の乖離が生じたのは久しぶりです。


身体を酷使しすぎて動かないのに氣持ちが先行して、


わりと長引いて、いろいろなひとに心配や迷惑をかけてしまいました。






サハラマラソンについては、たぶん誰もが想像する通りか


それ以上の過酷な環境でしたが


正直、体力面でのビハインドをかなりの比重でメンタルが補ったので


肉体だけでなく、精神的にも結構な負荷がかかっていたのだと思います。




そのうえ今年は例年の2倍のリタイア者が出るほどの難コースだったらしく


リタイアをしなかったランナーの中ではぼくが最下位でした。


つまり、もっとも長く砂漠のレースを堪能してきたことになります。




実際に参加してみるとわかったのは


設定されている制限時間は運営上の理由からというよりも、


選手の安全のためにこれ以上長時間になると危険だという


ぎりぎりに設定されていたということです。


なので、その日その日のコースによって違った制限時間と


体力と氣力を毎日使いきって一日一日を過ごしていました。








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●サハラマラソンでリタイアを諦めた理由

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実は、2日目にぼくはリタイアを真剣に考えていました。


まあ、一言で言えば甘かったのだと思います。




スタートまでの2泊で既にラクダや夜空を楽しんで満足していたし


初日と二日目でレースも十分味わったし


そこまでの状況と残りの距離から考えて、


完走はどうみても難しいと感じたので


すぐに自分のリタイアを正当化する理由を探し始めました。




もともと人と違った経験をしてみたくてサハラマラソンに行ったのですが


過去に出場した友人はみな完走しているので




「途中リタイアという経験こそ、人と違った経験じゃないか」とか


「敗れ去る人の氣持ちを知ることが大切だ」とか。






さらには、今年が過去最長距離251kmだというだけでなく


難易度的にも最悪のコースだとこぼしているリピーターたちの声を聞いて


「素人がここまでよく頑張った」と思ったりして


帰国してからの言い訳をたくさん考えていました。




正直、昨年10月にタレントの梅宮アンナさんがサハラレースに参加して


1日目でリタイアしたことについていろいろ言う人がいるのも知っていましたが


砂漠でぼくが思ったのは、




「ココで1日レースを体験したというだけで僕はそのチャレンジを100%尊敬する」




ということでした。




そして、




「もしリタイアしても、2度と砂漠に戻ってくることはない」


「たとえ7日間行けば1000万円払うと言われても行かない。

 けれどもしこの経験の記憶を奪われたら1000万円払ってでも取り戻す」




なんてことを考えていました。












けれど、あることをきっかけにそういう事を考えるのを一切辞めました。












誰かに何かを言われたわけでもなく


何かトラブルが起きたわけでもなく


ただ単に、あることに氣づいたことがきっかけです。






このときほど、


メンタルについて勉強してきていてよかったと思ったことはないです。






それは




「自分が他のリタイア者の数、


 とくに日本人リタイア者の存在を氣にしている」




ということに気づいた直後でした。




メンタルのプロは、行動を生み出す無意識を3段階に分けて理解します。


そのことによって、逆に無意識に影響を与えていきます。






行動を生み出す直前にあるのが「行動ルール」であり


人によって様々な制限があったり、他人には理解しがたいものもあります。




そしてその「行動ルール」を生み出すのが「想いの窓(信条・価値観)」で、


事実であるかどうかにかかわりなく


その人がどういうふうに世の中を見ているのかのフィルターが


生き方や結果に大きく影響してきます。




    「◎結果」

     ↑↑

    「◎行動」

    ↑↑↑↑↑ <==ここから下は通常無意識で処理される

   「●行動ルール」

 ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

「●想いの窓(信条・価値観)」

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

「●人間の根源的4つのニーズ」




ぼくが主催しているマステリースタイルトレーディングクラブ(MSTC)では


相場分析と売買行動においてこの人間の根源的ニーズにまで掘り下げて、


行動パターンを変えていくアプローチで、


未経験も含めてブレークしていくトレーダーを育成してきたのですが






他のリタイア者の数を氣にしているという自分の態度は


「たくさんリタイアする人がいれば自分のリタイアも正当化される」

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という想いの窓から発生していることに氣づき




その想いの窓を持つ限り、


「できるだけたくさんの人のリタイアを望む」


という行動ルールに従ってしまっていることに気づいたのです。






他人との比較に目が奪われて、自分自身が受け取る価値の評価ができていない。


これはまずいとその場で修正しました。




いつも、トレード塾の講義で自分が話していることですからね。


他人の失敗を願って自分の力が出てくるはずがない^^!








このあとのレースはある意味非常に楽でした。






他の人からどう思われるとか


このあとどうなるかとかはどーでもいい。


ただ自分が前に進むことだけを考える。




次のチェックポイントまで進むこと


次の目印まで進むこと


次の一歩を踏み出すこと




このことに集中して




【私は生きている】


【私はいのちだ】


ということをだけを強く味わっていました。


言葉にすらならないエモーション。




どんなにぼろぼろになってゴールして身体が動かなくなっていても

あしたのことはあした考えるとして、いまの食事を作り、

いまの睡眠をとる。




この経験を、瞬間的ではなく1週間

文明から隔離された厳しい自然の中であじわえたのは

人生の財産だと思っています。










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●年収1億円思考と意思決定の自由

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何を信じるか(どんな信条を持つか)というのは、


その根拠に関係なく結果とエモーションに大きな違いを生み出す、


そして


何を信じるか(どんな信条を持つか)というのは、


本当に自由なんだなと思いました。






とくに、レースの7日間で頭が空っぽになったあとに


イスラム圏との人々との関わりがあったのでインパクトは大きかったです。




たとえばイスラム社会では

持っている人が持たない人に分け与えるのが当たり前と考えられているので

レース中でも平氣で選手に物乞いに来て囲い込んだり、

子どもたちは場合によってはリュックから勝手に食べ物を取っていきます。

ホテルの中でも、たとえそれが自分の部屋でも

貴重品をカバンに入れずにテーブルの上に置いておいたりすると

それをスタッフが懐に入れていくことは当然の権利だと考えられていたりします。




それはいいとか悪いとかの問題じゃないんですね。


このことについてなにを感じるかは、見る人の信条次第なので


まったく逆の受け取り方をする人も居ますし


行動だけをみてそれを評価することには意味がない。




インターネット百科事典Wikipediaでイスラム圏の文化を調べてみると


分け与えた人が死んだあと天国でどんなことができると信じられているか


結構びっくりするようなことが描かれていました。


※性的なことなので興味がある場合はご自身で調べてください




ご存知のとおり、アメリカ合衆国では宗教の教えに反するということで


地動説を学校で教えることが法律で禁止されている地域もあります。




地球は回らないと信じることもできるし、


地球が太陽の周りを回っているということを信じることもできる。








ほんとに何を信じても自由なんですね。






だとしたら、


よりよい人生を送るために、何を信じるのをやめて


何を信じ始めるのか。












5年前に会ったときに僕に初めてサハラマラソンの存在を教えてくれて、


ビジネスパートナー選択の失敗で2度も無一文になりながらも


いずれも短期間で億万長者になった国際起業家ピーターセイジは




自分に力を与えてくれる信条として3つを紹介してくれました。




「美しくない行動はあっても、悪い人はいない。人は本来いい人だ。」

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「人には使命がある。その使命を知れば、信じている以上の力が出る」

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「どんなに困難に見える時でも、道は必ずある」

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ピーターにとってこれが事実かどうかなんてどうでもいいんですね。


信じると上手くいくことがわかっているなら


信じてみる。




なぜなら、大多数が事実だと思っていることでも、


時代が変われば間違っていたと分かることなんていくらでもあるからです。


だったらもう、根拠や証明をすっとばしてでも、信じてみる。




実際にピーターセイジは2度目の無一文からの復活では


決断して12週間で5億円の豪邸を手に入れています。


その時の話を聞いてみると、


超クレージーなのは最初の決断だけで


その後は、その瞬間その瞬間一つづつ、


できることを精一杯やっているだけでした。








「100%の確信があれば、最後は天使があと押ししてくれる」

                 ピーターセイジ








サハラマラソンの完走に関してぼくは同じ感想を持ちました。


結果的に完走はできたものの


出場するという意思決定以外は、ほとんど幸運の連続だったなと。


そしてその後に経験することを事前にぜんぶわかっていたら


とても怖くてこの意思決定はしなかっただろうなとも思いました。












『年収1億円思考』というのは


帰国翌日に恵比寿のアトレの本屋で偶然見つけた本です。


年収1億円超のクライアントを50人以上抱えるファイナンシャルプランナーが


年収800万円までの人と年収1億円を超える人の思考の違いについて


面白いことを書いていました。






で。




ここでも、何を信じるか、についてここまで違うんだなと思いました。


根拠はわからなくても、比較するとそれぞれの共通点がみつかる。




いまアマゾンで見ると評価が2極化してますね^^


何を信じるかで受けとれるものにも差が出てしまうのでしょうね。








『この想い(信条)は、果たして私の人生を幸せにするか?』

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なにかの自分の感情や行動を引き起こしている信条に対して

もし答えが「No」であれば、理由の如何に関わらず、

そしてそれがいまの段階でどれだけ難しく感じられたとしても、

その想い(信条)を手放すことができます。






あなたに今日お願いしたいのは






僕のサハラでの経験とおなじように、


何か自分の幸せを制限していた想い(信条)に氣づいたら


それを教えて欲しいということです。






なぜなら、世の中の大部分の人たちがその制限を自覚することもできずに


自分を幸せにしない行動ルールに従ってしまっているので


もしその制限となっている想い(信条)を発見できたならば


日本という環境で育ってきた者どうし共感したり、


似たような制限が自分にもあったことに氣づいて


よりよい意思決定を始めるきっかけになったりもするからです。






もし、自分の未熟だった点を人には話しづらいと感じたら


「友だちの話なんだけど~」とすり替えてみるといいですよ。


抵抗を感じるのは単純に古いパラダイムへの執着なので


手放してみるとパラダイムシフトの歓喜を味わえることでしょう。








サハラで撮った12本の動画の再生リストを作りました

(先日動画のリンクが添付されてませんでした.....)


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


http://www.youtube.com/playlist?p=PLD7900AE1C6B8F212






あなたのいのちが


深いエモーションを伴って表現されることを祈っています。




いつもありがとうございます。




             タナカミノル 








■追伸


サハラマラソンに12回も参加しているという

アメリカ人投資家と出会いました。


世界を旅しながらその国の文化や産業について勉強し投資していると。

その彼がレースに参加するのは「生きている」というのを

これ以上なく感じられるからだと言っていました。


レース中は2度と戻らないと思っていたサハラマラソンですが

そのアメリカ人投資家パトリックの影響で

ぼくも世界を旅したあといずれまた砂漠レースに参加すると思います。






■追伸2


何を信じるかは自由。どう生きるかを決めるのも自由。


そんなことを実感する旅から帰国して、さしあたって




「この1年で1億円を稼ぐ人を10人生み出そう」と決めました。

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約1年前にマステリーの個別コンサルティング(現在は募集していません)を受けて


既にFXで1億円を稼がれた方がいらっしゃるので


これまであまり受け付けていませんでしたが


今後は枠をとって受け付けます。


いままで以上に荒々しく洗練された形でサポートします。


まずは電話相談の予約をどうぞ。


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


http://www.fx-school.info/1okuen/index.html

(現在は募集しておりません)