■多くの賃金(消費)奴隷が陥っている「絶対負けるゲーム」とは?

「安定」に集中すると変化に対する「恐怖」か
変化がなくなった「退屈」か、どっちに転んでも痛みしかない。
「安定」を求めるのは負けしかないゲームに参加するようなものなのだ。

そこで、感情を十分にマスターしようとする人たちは
安定ではなく「成長」に集中することで「どんな変化にも対応できる」という
自分の中の安定感を得ることで「変化」と「安定」両方を満たすことができる。


同様に、

「自分を好きになる」というゲームも
実際は最初から負けしかないゲームに参加するようなものなのだ。

明晰な思考と感情マステリーを通して投機で類まれなる成果を出す訓練をする
MSTC(Mastery Style trading Club)で
入塾3ヶ月目で月利100%(月に資金を2倍にする)を達成したある塾生が

先日、塾生SNSで「自分を好きになることから始めます」
という報告をしてきたので
それに対して注意喚起のコメントをしたら、
思っていた以上に他の多くの塾生たちにも反響があったので
あなたにもシェアします。

朝食前に(ほんとに朝飯前w)日本人の平均年収を稼いでしまう人が
いるようなコミュニティなので過剰な説明は一切排除してますが
きっとあなたにも届くと信じて原文ままにします。

あなたの可能性を喚起するインスピレーションになれば幸いです。


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↓↓↓引用ココから↓↓↓
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タナカミノルです。

> 罪悪感は自分を無価値にしてしまう。
> まず自分を好きになることから始めます。

重要なことなので簡潔にですがコメントします。

罪悪感の悪影響を消すのが目的であれ
別の目的のためであれ、

「自分を好きになる」という戦略は
あまりうまく行かない可能性が高いです。

「自分を好きになる」系のワークはその場は氣持ちよくなれるし
傷ついて何も行動できないようなときには意味があるかもしれませんが
どのみち一時しのぎにしか過ぎません。

極端に言うと、
わざわざ意識して自分を好きになる必要はまったくありません。
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●「自分を好きになる」という前提は?

「自分を好きになる」という前提は、
「自分を嫌いになる」ということがあるということです。

これは、
相場に向き合うときに「上がるか?下がるか?」という質問をしても
(「上がるか?下がるか?」について悩んでも)
良い結果にも心の安らぎにもつながらないのと同様に

「自分を好きか?嫌いか?」という質問も
(「自分を好きか?嫌いか?」について悩んでも)
良い結果にも心の安らぎにもつながりません。

質問自体が、
問題を発生させるパラダイムを確定させてしまうからです。

問題というのはここでは
主体の範囲を「自分の中」だけで発想するパラダイムです。


そもそも

「自分を好きになりたい」という人は
既にそーとー自分のことが好きな(執着がある)人です。

・責めることで罪のライセンスを発行するのか(事後発行)
・有頂天になって罪のライセンスを発行するのか(事前発行)

エゴが喜ぶような
自分のことばっかり考えているひとは
「自分を好きになる」という言葉を好みます。


 ーーーーーーーー補足用語解説ーーーーーーーーーー
 「罪のライセンス」というのは
 スタンフォード大学のケリー・マクゴナガル教授の
 ベストセラー本でも取り上げられた意志力の研究で
 出てくる概念です。

 「事前発行」、「事後発行」というのはわたしの分類です。

 簡単に言うと

 罪のライセンスの事後発行は、
 なにか悪いことしてしまった「後」に
 「自分で自分を責めたから悪い事したけどチャラね!」
 で、また同じ事を繰り返す。

 罪のライセンス事前発行は、
 なにか悪いことする「前」に
 「スゲーことやったオレすげーから、オレの衝動も正しいだろ!」
 で、傲慢による過ちを助長する。

 悪いことというのは社会的なものだけでなく
 ダイエット中なのに暴飲暴食するとか
 最高に素晴らしい自分の人生を破壊する行為全般です。
 ーーーーーーーー用語解説ココまでーーーーーーーー




●責めるのをやめて、存在を認める

自然界の原則で「集中するものは拡大する」ので
「自分を好きになる」ことに集中すれば
ますます自分のことばかり考えて泥沼にハマります。

なので、効果のあるレシピとしては

・主体の範囲を広げる
・責めるのをやめて、より大きな価値を生み出す方法を考える




●主体の範囲を広げるとは?

過去に誰かを傷つけたとしても
過去に誰かに傷つけられたとしても

それらは自然界の中ではすべてつながりを持って起きています。
なので、何かしらの意図を持って罰したり報復しなくても
自然にその報いを受けることになります。

だとしたら、今後、何かを責めることを一切やめる。
誰かを責めることを一切やめる。
自分を責めることを一切やめる。
まずここにフォーカスを置く。

そして、
「わたしが」ではなく「わたしたち」が
より豊かに、よりエネルギー高く、生きる選択を考える。
ここにフォーカスを注ぐ。

この人にとっては
「自分を好きか嫌いか」ということは
どこかの星のどこかの生物の今朝の食事のメニューくらい
どうでもいいことです。



「問題は解決するのではなく
 問題が無意味になる存在になることを目指す
 問題が無意味になるようなもっと大きな問題に取り組む」

というレシピの一例です。




●PS.罪悪感の正体

いろいろな側面から罪悪感の本質を理解することができますが

タイムライン(記憶と時間の管理方法)の面から言うと
「いま」ではなく過去にエネルギーを浪費している状態です。
だとしたら「いま」に集中することで問題は解消します。

メンターチームのコミュニティで、
ちょうどその周辺の話題を解説していたところだったのですが
かつてわたしにとっても重要なテーマでそこを乗り越えてきたので
いつか覚えていたらテキストにします。(*´∀`*)
(いま出張中で手元に資料がなかったりするので)


それではまた!


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