■借金の申し出、わたしの回答です。

タナカミノルです。


先日、知人から「お金を貸してくれ」

と言われた時の反応が
お金の流れのブレーキを見つけるヒントになるという
話をしました。

その問いかけに対して自分なりの反応について考えて、
回答いただきありがとうございます。

↓(前回の内容)
http://m2kt.net/kg2115/3611





きょうは、ポイントになる【考え方】とともに
参考として、私の反応の例を紹介します。


その前に、もういちど、
あなたの身に実際に起きた時の場合を
臨場感を持ってから読み進めてみることで

あなたが望まないお金のブレーキから
自由になれると思います。









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■質問
今週、約3年会っていない知人から
フェイスブック経由で「200万円貸してください」という
メッセージが来ました。

要旨は
・出会えたことに感謝している
・個人のキャッシングで2000万円の借金がある
・最近結婚もして、いまの仕事では毎月の返済が苦しい
・FXで月利10%くらいは出せると思う
・200万円貸して欲しい

返済方法についての記載はありませんでした。

なにかしらあなたのことや経済状況を知っている人から
このような連絡をもらったとします。

その時に
●どんなレスポンスをするのかを決めるまでの時間は?
●そのレスポンスをすることに感じるやる気を10点満点で表すと?
 やりたいが10点、嫌だはマイナス10点です

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あなたのレスポンスはイメージできましたか?






それでは、話をつづけます。







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■Have-Do-Be
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チェックポイントは

「その反応を引き起こしている考え方(世界観)で
 あなたは、お金持ちになっていまよりも幸せになるか?」

ということです。

確率で利益を出していくトレードの世界では、
行動の一貫性がとても重要です。

そのときそのときで
行き当たりばったりの判断をしていると

ギャンブルと同じで、
仮に利益が出たとしても、いずれ資金はなくなります。

未来の予想なんて幻想に引きずられること無く
誰もができるような、シンプルなことでも
誰もが「やらない」レベルで一貫性を持って続けることで
卓越した結果を出すことはできる。


なので、

それぞれの問題や出来事を別々のものだと考えるのではなく
いまこの瞬間から、
お金を引き寄せる【パターン】を取り入れ始めるために


「その反応を引き起こしている考え方(世界観)で
 あなたは、お金持ちになっていまよりも幸せになるか?」

という面から朝から晩まで、
全ての意思決定をチェックして方向付けていきます。





この視点から今回の、
「借金の依頼」に対するレスポンスを考えてみると

いくつか、

お金を引き寄せ【ない】パターンがあります。





 ~~~~~~~~~~~~~~~~
●やる気マイナス
 ~お金を引き寄せ【ない】パターン1

日本人の平均年収の半額くらいのお金を
たいした見返りもなく「貸せる」とみなされて
借金を申し込まれる。

この状況になるためには
それなりの収入と影響力をもつ必要があります。

単純に考えて、
このことを喜べる人は、その状態になりやすいですし
このことを嫌がる人は、その状態になりにくいです。


メッセージを見た瞬間に私が真っ先に感じたことは

「価値を提供する機会が来た」ことを喜ぶ氣持ちです。

自分自身が学び実践して、結果を出した
お金の原則をわかちあうことで

より世界に豊かさを生み出す機会を得たことを喜び
そうなれたことに感謝する氣持ちです。




もし、

日本人の平均年収の半額くらいのお金を
たいした見返りもなく「貸せる」とみなされて
借金を申し込まれたことに対して

レスポンスをすることが
億劫だとする(マイナスのやる氣)ならば

そういった事が起きることが
嫌だということになります。


この場合レスポンスの
考え方をアップデートしなければ、
お金を稼ぎそうになると自らブレーキを踏むことになります。

考え方のアップデートには、
最後の私の回答が参考になるとおもいます。












 ~~~~~~~~~~~~~~~~
●レスポンスの判断に10秒以上かかる
 ~お金を引き寄せ【ない】パターン2

判断に時間がかかる場合も
この出来事が「意志力を消耗する」ということであり、

他者によって強制的に自分の優先順位を変えられる
という風に出来事を解釈していることになります。

「解釈している」というところが重要で
思考パターン(世界観)がそうなだけで
実際は、真逆の物の見方や思考パターンもあるのです。


レスポンスを決めるのに10秒以上かかるという人にとっては

日本人の平均年収の半額くらいのお金を
たいした見返りもなく「貸せる」とみなされて
借金を申し込まれるような存在になることは

面倒事が増えるということなので
考え方をアップデートしなければ、
お金を稼ぎそうになると自らブレーキを踏むことになります。



この考え方のアップデートには、

【価値観=意思決定基準を持つ】が役に立ちます。


反応の内容を決めるのに10秒位上の時間がかかるのは
既に先人たちが発見してきた原理原則を参照しなかったり
将来のシミュレーションで検証された判断基準を持っていないか
仮に持っていても、使っていないかです。

これは、
なにか決まりきったワンパターンの反応を繰り返すという
ことではありません。

これが正解だという基準が簡単に見つかるわけでもありません。

それでも、
朝から晩まですべての意思決定を
一貫した基準に沿わせる。

それが、必ずしも毎回良い結果につながらなくても
行き当たりばったりではなく
検証結果を元に、仮説を立てて、改善していくことができる。

その安定感を感じながら
不確実な世界に【深く・強く】関わっていくことができる。


・感謝
・原理原則を参照する
・貢献(世界に価値を増やす方向で意志力を使う)
・ビジネスマインド(効率を追求して優先順位の規律を守る)


など、

長期的に報いが大きくなる確率の高い
判断基準を持つことを習慣化することで

考えてもしょうがないことで悩み続けたりすることも減り

結果的に、得られる結果もどんどんよくなり
結果的に、取れる選択肢の内容もどんどんよくなり
結果的に、ますます周りへ生み出す価値も増えて
結果的に、環境もどんどんよくなり続ける

というサイクルに入って守られているという安心感を
持つこともできるのです。











 ~~~~~~~~~~~~~~~~
●「貸さない」と即座に切り捨てる
 ~お金を引き寄せ【ない】パターン3

やる氣ゼロという人に多かったのが
意味が無いから無視、というパターンです。

一見合理的に見える判断ですが
感情のマステリーという意味では
無力感や怒りを押し殺している可能性が高く、

痛みを原動力に短期的な行動や規律は生まれたとしても
そのパターンが将来的に引き起こす可能性のあるものには
あまり幸福感を伴わないものが多くあります。

たとえば
「自分のケツは自分で拭け」という理由で貸さないのだとしたら
自分が誰かにチカラを貸してもらうのにも制限がかかります。
つまり、自分のことは自分でやれ、と。

一見素晴らしく見えるこの考え方のパターンは
「だから、自分の成果は、自分のおかげ」という考えとセットです。
これは、自分の意志と関係なく受けている恩義を忘れがちです。

誰かの好意だけでなく
たまたまや、偶然。

被災しなかったこと。
太陽が毎日登ること。

当たり前、と決めつけてしまっているものへの感謝を忘れがちで
状況の急変に対する恐怖が根底にあるので

冒頭の「やる氣ゼロ」に象徴されるように
感情を押しコロスことが習慣化して
喜ぶチカラも制限してしまっているのです。


この「感情を押しコロス」ことが特に強化された場合には
自分は人間であるという実感を思い出すために
無意識に自分で自分を窮地に陥れることで
感情を取り戻そうとすることもあります。

いわゆる、破滅願望と呼ばれたりするものもこのひとつです。




「無視」「やる気ゼロ」というパターンの人にとっては
お金持ちになるということは

「自分がしてきた苦労をわからないバカが世の中にはいっぱいだ」

と、より強く感じることであり、

「お金さえあれば」という理由で自分の感情を抑えていくことであり

孤独な世界に向かう可能性が高くなります。










 ~~~~~~~~~~~~~~~~
 ~~~~~~~~~~~~~~~~

以上、

いただいた回答を見ていて気づいたパターンから
主なもの3つを挙げて解説してみました。



ちなみに、3つ目に関係することで
【貢献】ということに関して
誤解している人が多いので、少し補足します。


「単に価値を移動する」ことと
「与える」ことは別です。


多くの寄付や、
生活保護などの対価の支払いを伴わない援助が
本人たちのためになっていなかったり
世界を良くする助けになっていないという現実から分かる通り

一方的に何かを与える、ということは自然界にありえません。
それは、単に価値を移動させているだけです。

移動させる前と後で、
世界の豊かさは増えていません。

増えていないどころか
お金の原則などをねじ曲げる行為になった場合
豊かさを減らすことにもなりえます。


その意味で
「お金を貸す」と答えた人も
お金を持っていることの罪悪感や
お金に困っている人に対する無力感から逃れるために

安易に「貸す」と言っている場合も多く
真に価値を生み出し、貢献するということから外れてしまうので

お金を得ることに対して無意識にブレーキがかかることがあります。








最後にわたしのメッセージを添付します。
あくまでひとつの例ですが、価値観に従っているので
素早く、安らぎと自由意志の中で行われされました。

以上を踏まえて、
あなたの考え方のアップデートの参考になれば幸いです。







生活資金の借金依頼に対する返事(タナカミノルVer)
http://m2kt.net/kg2115/4611

感想、意見などありましたら
このメールの返信(タイトルはそのままでお願いします)や
SNSでのアウトプットでお願いします。


あなたの生み出す価値の大きさに感謝します。

いつもありがとうございます。

                  タナカミノル




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■追伸

MSTC9期生募集のためのビデオ撮影がようやく終わりました。
来週中には、私のメルマガに登録された方にも
募集ビデオの配信を開始する予定です。

早いところでは既に一本目がリリースされているので
そこに寄せられたコメントを見て改めて思ったことがあります。

それは、

ただで物をもらうのを当然だと主張したり
依存して誰かに自分の問題を解決してもらおうとしたり

生活に痛みを感じていたり
お金に困っている人は単に

自然界の法則や
お金の原則を破っているだけだな、ということです。

能力や運や才能は、
もっと言えば、努力の量すら関係ありません。

MSTCへの入塾を希望しながら入塾費用すらも払えない人は
お金の原則を学び、稼ぎ、蓄える喜びを
いまの仕事で経験することの方が先決です。

まず、メールを読むことを辞めて

「生活資金の借金依頼に対する返事(タナカミノルVer)」

にあるアドバイスを実行することがオススメです。
あなたの周りの困っている人がいれば
ぜひ、チカラになってあげてください。


MSTCの9期生に興味のある方は、こちらより登録してお待ちください。
いつもの私とはちょっと違う雰囲気のメールが送られると思います。
http://m2kt.net/fm/M002/2115