タナカミノルです。

ボトルネックの認識について
誤解している人が多い
という話の続きです。

■ボトルネックはなにか?
→ http://m2kt.net/kg16008/31011


有意義な人生を送るために
現状を変えようと思った時に
二つのことをします。

◆適切なゴール設定をする
◆適切な現状(自己)認識をする


ゴール設定について
今回は詳しく触れませんが

「それがいまの安心領域の外なのか?」

という点だけは重要なポイントです。

安心領域内の目標であれば盲点が生まれやすく
能力も落ちるからです。



その上で、

ゴールの達成に向かうため、
生産性を上げるためのアクションをする前に
正しく現状認識をします。


制約理論で現状認識で重要なのは

ボトルネックを特定することです。

なぜなら、
ばらつきのある要素がたがいに関係しあっている時
全体の成果を左右するのは
ボトルネックの能力だからです。


ボトルネックを探す時の質問は

「能力が需要に満たないもの」はなにか?

です。

問題に集中するのではなく
ゴールから逆算して
「能力が需要に満たないもの」はなにか?

を探し出します。


そのボトルネックを特定したら
能力を向上させる前にすることがいくつかあります。
同じ能力のままで成果を2倍以上にすることができます。


それが、
「ボトルネックを徹底活用する」
です。

ボトルネックの能力を上げるのは
まだまだだいぶ先です。


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●ボトルネックの徹底活用の例
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私の場合の話をします。

かつて現状認識をしたとき
「モチベーション」がボトルネックでした。

義務感や恐怖では、まったく行動しない、
一見クズのようななまけものです。

なので、
ボトルネックの能力を高める、
つまり、モチベーションを上げるとしても
だいぶあとになってからです。

その前にやることがあります。

まずやるのは
ボトルネックである
「モチベーションを徹底活用する」


具体的には
・やる気や気持ちの波があるのはしかたがないとして
・気持ちが高まっているときにしょうもないことをしない

ということです。

ただそれだけです。

1日に5分か、週に1時間かわかりませんが
氣持ちが高まっているときは
スケジュールを無視して
「何か意義のある活動をする」

それ以外は
徹底的に効果のある1%が何なのかを考えたり
惰性でぼーっとしてもいいということにしました。

ただし、
氣持ちが高まっているときは
スケジュールを無視して
「何か意義のある活動をする」

慣れてくれば、
意義のある活動のランク付けをして
外出先、細切れ時間でもできるような準備をして
突発的にでも、
「何か意義のある活動をする」ことができるようになります。

そのために
飲み会の途中で帰ったり
セミナーを途中で帰ったり
予定をキャンセルして引きこもったり
「やる気の波」が来た時には逃さないように
集中していました。


この考え方はいまも基本は変わりません。
つまり、
ボトルネックである
「モチベーション」を上げようとしないということです。


これは、多くの人にも当てはまると思うのですが
ただでさえ頑張っているのに
(もしくは頑張るのが億劫なのに)
いきなり能力を上げる、というのはハードルが高いし
ツケが来ます。

まずは、いまのボトルネックの能力のままで
生産性を上げて、そこでできた余裕を
ボトルネックの強化に使うほうが
理にかなっているし成功率は高いです。


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●アクションアイテム
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★あなたのゴール設定は安心領域の外ですか?

★あなたのゴール達成に対して
「能力が需要に満たないもの」はなんですか?

★そのボトルネックを徹底活用するために
 なにを辞めますか?
 なにを増やしますか?
 なにをはじめますか?




お役に立てれば幸いです。


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いつもありがとうございます。

               タナカミノル