こんにちは、タナカミノルです。
今日もメールボックスの中の
このメールを開いてくれてありがとうございます。
処理する情報の量が増えたり
環境の変化のスピードが早まると、
その情報や変化についていくことに
疲れた人たちのムードと相まって
シンプルさを謳ったスタイルが
受け入れられて、ブームになりやすくなります。
相場で言うならば
ボラティリティ（変動の激しさ）が
あるていど拡大したら次第に収束するように、
上げ下げのトレンド・レンジとは別に、
移動平均線との乖離と収束（のチカラ関係の交代）が
繰り返されるのと同様です。
グルメ、ファッション、車、時計、
モテ術、趣味、などなど
さんざんなモノと情報の大量消費時代を越えて、
シンプルな生活
シンプルな食事
シンプルな思考
シンプルな整理術
etc‥
ときめかないモノや服を捨てて
幸せになるノウハウが
ミリオンセラーになり、
実際に、それまでのパターンを変えて
幸せになった人も多いと思います。
けれどもここで、
注意が必要です。
誰が株を買っても儲かっていた1929年のウォール街で、
靴磨きの少年までもが投資を薦めてきた事から
暴落を予期したというジョセフケネディの逸話は有名ですが
ブームになると
「にわか」が大量に入ってきて
（バンドワゴン効果）
本質から離れた状態
（実態価格から乖離したバブル）
になってしまいます。
「シンプルさ」
という言葉の濫用もそうです。
「服と物の片付け」をした人が、
「素敵な異性との出会い」があったり
「仕事で収入が増えたり」したからと言って
片付けが
出会いや増収の【原因】ではありません。
相関関係はあっても
因果関係ではありません。
スティーブ・ジョブスや
マーク・ザッカーバーグ、
アインシュタインなど、
部屋や仕事場を散らかしまくって
成果を出している人の例は
枚挙にいとまがありません。
つまり、
自分に都合の良い情報だけ取り入れて
因果関係を結論づけてしまう。
その結果、
「シンプルさ」
に関しても、本来の意味や価値をはき違えて
濫用される場面が目につくようになっている
ということです。
自分に都合の良い情報だけ取り入れて
因果関係を結論づけてしまう。
これは、
脳のエネルギー消費節約のために
必要な機能なので、あるいみ仕方がありません。
そして仕方がないからこそ、
意識でコントロールすることで
盲点を外し、あるがままの現状を認識して
より賢明な意思決定ができるようにもなります。
あなたにとっての
「シンプルさ」ってなんでしょう？
もし、
「情報を減らす」ということならば、
極端に言うと
しぬのがいちばんになってしまいます。
理想の状態（情報がこれ以上増えない）ならば
これ以上学習しない、ということになります。
これは、笑い事や極論ではなくて
実際に宗教の原理主義者が、
自殺テロ行為を起こす原動力にもなっています。
「シンプルさ」の本質を
自分にとって都合のよいように
ねじまげてしまうと、
自分の生命や
周りの生命を損なうことに
疑問を持たないようになってしまうのです。
TOC（制約理論）の思考体系は、
「考える」ということの本質を
氣づかせてくれます。
なにか新しいことを付け加えるのではなく、
いまやっていることの大部分が
本当は重要ではないかもしれないということを認識し、
本当に重要なことに多くのエネルギーを注ぐ理由を見つけられる
思考ツールです。
ここであなたの人生にショックを与える
インスピレーションになるように、
私のアイデアではなく、あなたのアイデアを聞きます。
あなたにとっての
「シンプルさ」ってなんでしょう？
メールで返信くれても嬉しいですし、
次のメールまで、19秒だけでも考えてから
つづきを読んでくれると、とてもありがたいです。
それでは、また！
今日もありがとうございました！
タナカミノル
ーーーーーーーーーー
TOCシリーズまとめ
ーーーーーーーーーー
今年のはじめ、京都で初開催された4日間の、
「TOC for Ever flourishing in Japan 2014」
に参加した直後に、
制約理論（TOC）について記事を書いたものを
まとめていますので、おさらいにどうぞ。
http://m2kt.net/kfrc16034/31481
TOCfEの思考ツールは、
面白くて私自身がもっと使いたいので
コンサルティングのクライアントだけでなく
コミットメントの高いメンバーで
実践コミュニティをつくろうと思っています。
興味がある人は
こちらの本を買っておいてください。
（国際認定プログラムで学んだ3つのツールの解説書です）
↓
http://m2kt.net/kfrc16034/41481
今日もメールボックスの中の
このメールを開いてくれてありがとうございます。
処理する情報の量が増えたり
環境の変化のスピードが早まると、
その情報や変化についていくことに
疲れた人たちのムードと相まって
シンプルさを謳ったスタイルが
受け入れられて、ブームになりやすくなります。
相場で言うならば
ボラティリティ（変動の激しさ）が
あるていど拡大したら次第に収束するように、
上げ下げのトレンド・レンジとは別に、
移動平均線との乖離と収束（のチカラ関係の交代）が
繰り返されるのと同様です。
グルメ、ファッション、車、時計、
モテ術、趣味、などなど
さんざんなモノと情報の大量消費時代を越えて、
シンプルな生活
シンプルな食事
シンプルな思考
シンプルな整理術
etc‥
ときめかないモノや服を捨てて
幸せになるノウハウが
ミリオンセラーになり、
実際に、それまでのパターンを変えて
幸せになった人も多いと思います。
けれどもここで、
注意が必要です。
誰が株を買っても儲かっていた1929年のウォール街で、
靴磨きの少年までもが投資を薦めてきた事から
暴落を予期したというジョセフケネディの逸話は有名ですが
ブームになると
「にわか」が大量に入ってきて
（バンドワゴン効果）
本質から離れた状態
（実態価格から乖離したバブル）
になってしまいます。
「シンプルさ」
という言葉の濫用もそうです。
「服と物の片付け」をした人が、
「素敵な異性との出会い」があったり
「仕事で収入が増えたり」したからと言って
片付けが
出会いや増収の【原因】ではありません。
相関関係はあっても
因果関係ではありません。
スティーブ・ジョブスや
マーク・ザッカーバーグ、
アインシュタインなど、
部屋や仕事場を散らかしまくって
成果を出している人の例は
枚挙にいとまがありません。
つまり、
自分に都合の良い情報だけ取り入れて
因果関係を結論づけてしまう。
その結果、
「シンプルさ」
に関しても、本来の意味や価値をはき違えて
濫用される場面が目につくようになっている
ということです。
自分に都合の良い情報だけ取り入れて
因果関係を結論づけてしまう。
これは、
脳のエネルギー消費節約のために
必要な機能なので、あるいみ仕方がありません。
そして仕方がないからこそ、
意識でコントロールすることで
盲点を外し、あるがままの現状を認識して
より賢明な意思決定ができるようにもなります。
あなたにとっての
「シンプルさ」ってなんでしょう？
もし、
「情報を減らす」ということならば、
極端に言うと
しぬのがいちばんになってしまいます。
理想の状態（情報がこれ以上増えない）ならば
これ以上学習しない、ということになります。
これは、笑い事や極論ではなくて
実際に宗教の原理主義者が、
自殺テロ行為を起こす原動力にもなっています。
「シンプルさ」の本質を
自分にとって都合のよいように
ねじまげてしまうと、
自分の生命や
周りの生命を損なうことに
疑問を持たないようになってしまうのです。
TOC（制約理論）の思考体系は、
「考える」ということの本質を
氣づかせてくれます。
なにか新しいことを付け加えるのではなく、
いまやっていることの大部分が
本当は重要ではないかもしれないということを認識し、
本当に重要なことに多くのエネルギーを注ぐ理由を見つけられる
思考ツールです。
ここであなたの人生にショックを与える
インスピレーションになるように、
私のアイデアではなく、あなたのアイデアを聞きます。
あなたにとっての
「シンプルさ」ってなんでしょう？
メールで返信くれても嬉しいですし、
次のメールまで、19秒だけでも考えてから
つづきを読んでくれると、とてもありがたいです。
それでは、また！
今日もありがとうございました！
タナカミノル
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TOCシリーズまとめ
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今年のはじめ、京都で初開催された4日間の、
「TOC for Ever flourishing in Japan 2014」
に参加した直後に、
制約理論（TOC）について記事を書いたものを
まとめていますので、おさらいにどうぞ。
http://m2kt.net/kfrc16034/31481
TOCfEの思考ツールは、
面白くて私自身がもっと使いたいので
コンサルティングのクライアントだけでなく
コミットメントの高いメンバーで
実践コミュニティをつくろうと思っています。
興味がある人は
こちらの本を買っておいてください。
（国際認定プログラムで学んだ3つのツールの解説書です）
↓
http://m2kt.net/kfrc16034/41481