◯第1章:FXで毎月1000万円稼ぐための「考え方/知識」
第2節 「ルール確立」のための色めがね(2)
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売買ルール決定では、
「多く取る」ことではなく
「繰り返した時のマイナスを減らす」ことの方を重要視します。

なぜなら、どれだけ多く取っても、
守りが弱ければ、失うのは早いですし、
逆に少しのプラスでも繰り返すことができるならば、
複利で雪だるまのように掛け金を増やせるからです。

数字で計算して見れば当たり前のことなのですが、
一般的な人間の脳がまだこの複利を含めた長期的な思考に対応していないので
最初からこの「ルール決定」のプロセスでよくよく注意を払って、
「長期的に究極のリターンが得られる」かどうかを見分けます。


そのためにまずあなたの、
「観察力」そのものを引き上げる。

いきなり実際の売買を開始したり
売買に使うルールや知識を得るのではなく、
「長期的に究極のリターンが得られる」かどうかを見分ける
観察力の方を鍛えてから、売買ルールを作る(選ぶ)わけです。


売買ルールに対する観察力を向上するための
アプローチは3つあります。

◯行動記録を付けてパターンを見つける
◯因果関係をチェックする
◯長期的視点で評価する

それぞれのアプローチについて
簡単にポイントをまとめます。



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◯行動記録を付けてパターンを見つける
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・なにをしたのか?(行動)
・なにを感じたのか?(感情)
・どういう結果になったのか?

まずは、記録をつけること。

特に、売買記録をつける習慣がない人は、
単なるギャンブル常習者の悪い癖がついてるので、
トレードの未経験者が今からスタートするよりも
利益が出るまでの道のりが厳しくなります。


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◯因果関係をチェックする
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・必ずそうなるか?(過度の一般化をしていないか?)
・例外はないか?(見落としている前提はないのか?)
・同じ原因で、他の結果になっていないか?(相関関係と混同していないか?)

思い込みで結論付けることを、回避する。

思い込みや、決めつけで判断して
マイナスリターンを有難がってしまうのを避けるために、
いくつかの質問をすることで
「出来事A」と「出来事B」の因果関係をチェックします。


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◯長期的視点で評価する
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・それはプラスリターンかマイナスリターンか?
・それは繰り返せるか?
・それは掛け金をどこまで増やせるか?

まずはマイナスリターンになっていることを止めて、
長期的に究極リターンになる方法を見分けます。

一時的な利益を求めると、
結果的にコストも大きくなるので、
最初から究極のルールを確立する観察力でスタートするわけです。








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