テキストファイルのインポートを自動化しようと、マクロ記録をしてみました。
このままじゃ、カスタマイズしづらいので、各プロパティの意味を表に...

折角作った表なので、こちらにもUPします。
何かの参考になれば幸いです。

≪マクロ記録≫

With ActiveSheet.QueryTables.Add(Connection:= "TEXT;C:\取得データ.TXT", Destination:=Range("A1"))
.Name = "取得データ"
.FieldNames = True
.RowNumbers = False
.FillAdjacentFormulas = False
.PreserveFormatting = True
.RefreshOnFileOpen = False
.RefreshStyle = xlInsertDeleteCells
.SavePassword = False
.SaveData = True
.AdjustColumnWidth = True
.RefreshPeriod = 0
.TextFilePromptOnRefresh = False
.TextFilePlatform = 932
.TextFileStartRow = 1
.TextFileParseType = xlDelimited
.TextFileTextQualifier = xlTextQualifierDoubleQuote
.TextFileConsecutiveDelimiter = False
.TextFileTabDelimiter = True
.TextFileSemicolonDelimiter = False
.TextFileCommaDelimiter = False
.TextFileSpaceDelimiter = False
.TextFileOtherDelimiter = "|"
.TextFileColumnDataTypes = Array(1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1)
.TextFileTrailingMinusNumbers = True
.Refresh BackgroundQuery:=False
End With

≪各プロパティの意味 Helpより≫

FieldNames
 
規定値 True
意味 True の場合、データ ソースのフィールド名は、返されるデータの列見出しとして表示されます。既定値は True です。値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します。
解説  
使用例 次の使用例は、フィールド名を非表示にするように、クエリ テーブル 1 を設定します。

Worksheets(1).QueryTables(1).FieldNames = False

RowNumbers
 
規定値  
意味 True の場合、行番号は指定されたクエリ テーブルの最初の列として追加されます。値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean)
解説 このプロパティに True を設定しても、行番号がすぐに表示されるわけではありません。次にクエリ テーブルを更新したとき、行番号は表示されます。クエリ テーブルを更新するたびに、行番号は再構成されます。
使用例 次の使用例は、クエリ テーブルに行番号とフィールド名を追加します。追加されるレコード番号は 0 から始まります。

With Worksheets(1).QueryTables("ExternalData1")
.RowNumbers = True
.FieldNames = True
.Refresh
End With

FillAdjacentFormulas
 
規定値
意味 True の場合、クエリ テーブルを更新するとき、指定されたクエリ テーブルの右側の数式を自動的に更新します。値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します。
解説  
使用例 次の使用例は、クエリ テーブルを更新するとき、クエリ テーブルの右側の数式を自動的に更新するように設定します。

Sheets("sheet1").QueryTables(1).FillAdjacentFormulas = True

RefreshOnFileOpen
 
規定値  
意味 ピボットテーブル レポートでは、このプロパティが True の場合、ページ フィールド項目の移動、並べ替え、変更などの操作でレポートが更新または再計算されるとき、書式を維持します。

クエリ テーブルでは、このプロパティが True の場合、先頭の 5 行のデータに少しでも共通する書式をクエリ テーブルの新しい行のデータに適用します。未使用のセルは書式設定されません。このプロパティが False の場合、クエリ テーブルに最後に適用したオートフォーマットがクエリ テーブルの新しい行のデータに適用されます。既定値は True です。クエリ テーブルが Excel 97 で作成されたのではなければ、HasAutoFormat プロパティは True で、その場合 PreserveFormatting プロパティは False です。

値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します。
解説 データベース クエリ テーブルの場合、既定の書式設定は xlSimple です。

新しいオートフォーマットの形式は、テーブルが更新されたときにクエリ テーブルに適用されます。PreserveFormatting プロパティに False を設定すると、オートフォーマットには "なし" が設定されます。このため、PreserveFormatting プロパティに False を設定する前、およびクエリ テーブルを更新する前に設定したオートフォーマットは無効になります。また、生成されるクエリ テーブルにもオートフォーマットは適用されません。
使用例 次の使用例は、ワークシート 1 のピボットテーブル レポートの書式を維持します。

Worksheets(1).PivotTables("Pivot1").PreserveFormatting = True

次の使用例は、オートフォーマットの書式を xlRangeAutoFormatColor1 の代わりに xlRangeAutoFormatNone に指定するため、PreserveFormatting プロパティを False に設定します。

With Workbooks(1).Worksheets(1).QueryTables(1)
.Range.AutoFormat = xlRangeAutoFormatColor1
.PreserveFormatting = False
.Refresh
End With

RefreshStyle
 
規定値
意味 指定されたワークシートで行を追加または削除して、クエリが返すレコードセットの行数を受け取る方法を設定します。値の取得および設定が可能です。XlCellInsertionMode クラスの定数を使用します。

使用できる定数は、次に示す XlCellInsertionMode クラスのいずれかです。
xlInsertDeleteCells 新しいレコードセットに必要な行数と正確に一致するように、一部の行を挿入または削除します。
xlOverwriteCells ワークシートに新しいセルまたは行を追加しません。オーバーフローしないように、周囲のセルのデータに上書きします。
xlInsertEntireRows 必要ならば、オーバーフローしないように行全体を挿入します。ワークシートからセルまたは行を削除しません。
解説  
使用例 次の使用例は、シート 1 にクエリ テーブルを追加します。RefreshStyle プロパティは、データ結果を保持できるように、必要に応じてワークシートに行を追加します。

Dim qt As QueryTable
Set qt = Sheets("sheet1").QueryTables.Add(Connection:="Finder;c:\myfile.dqy", _
Destination:=Range("sheet1!a1"))
With qt
.RefreshStyle = xlInsertEntireRows
.Refresh
End With

SavePassword
 
規定値
意味 True の場合、ODBC 接続文字列のパスワード情報は指定されたクエリと共に保存されます。False の場合、パスワードは削除されます。値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します。
解説 このプロパティは ODBC クエリにのみ影響します。
使用例 次の使用例は、クエリ テーブル 1 を保存するとき、ODBC 接続文字列からパスワード情報を削除します。

Worksheets(1).QueryTables(1).SavePassword = False

SaveData
 
規定値
意味 True の場合、ピボットテーブル レポートのデータをブックと共に保存します。False の場合、レポートの定義のみを保存します。値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します
解説 OLAP データ ソースの場合、このプロパティは常に False に設定されます。
使用例 次の使用例は、ピボットテーブル レポートのデータをブックと共に保存するように設定します。

Set pvtTable = Worksheets("Sheet1").Range("A3").PivotTable
pvtTable.SaveData = True
 
AdjustColumnWidth
 
規定値 True
意味 True の場合、指定したクエリ テーブルまたは XML マップの更新ごとに列幅を自動調節します。False の場合、更新ごとには列幅を自動調節しません。既定値は True です。値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します。
解説 列幅の最大値は、画面幅の 3 分の 2 です。
使用例 次の使用例は、ブックの最初のワークシート 1 に新しく追加したクエリ テーブルの列幅を自動調節しないように設定します。

With Workbooks(1).Worksheets(1).QueryTables.Add(Connection:= varDBConnStr, _
Destination:=Range("B1"), Sql:="Select Price From CurrentStocks " & "Where Symbol = 'MSFT'")
.AdjustColumnWidth = False
.Refresh
End With

RefreshPeriod
 
規定値
意味 更新間隔を分単位で設定します。値の取得および設定が可能です。長整数型 (Long) の値を使用します。
解説 更新の間隔に 0 を設定すると、自動タイマ更新が無効になります。これは、このプロパティに Null 値を設定するのと同様です。
使用例 次の使用例は、ピボットテーブル キャッシュ (PivotTable3) の更新間隔を 15 分に設定します。

Set objPC = Worksheets("Sheet1").PivotTables("PivotTable3").PivotCache
objPC.RefreshPeriod = 15

TextFilePromptOnRefresh
 
規定値 False
意味 True の場合、クエリ テーブルが更新されるたびにインポートするテキスト ファイル名を指定します。[テキスト ファイルのインポート] ダイアログ ボックスでパスとファイル名を指定します。既定値は False です。値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します。
解説 このプロパティは、クエリ テーブルがテキスト ファイルのデータに基づいている (QueryType プロパティが xlTextImport) 場合にのみ使用します。

このプロパティの値が True の場合、クエリ テーブルの最初の更新では [テキスト ファイルのインポート] ダイアログ ボックスが表示されません。

ユーザー インターフェイスでの既定値は True です。
使用例 次の使用例は、クエリ テーブルが更新されるときに、テキスト ファイル名を指定するダイアログ ボックスが表示されます。

Set shFirstQtr = Workbooks(1).Worksheets(1)
Set qtQtrResults = shFirstQtr.QueryTables _
.Add(Connection := "TEXT;C:\My Documents\19980331.txt", Destination := shFirstQtr.Cells(1,1))
With qtQtrResults
.TextFileParseType = xlDelimited
.TextFilePromptOnRefresh = True
.TextFileTabDelimiter = True
.Refresh
End With