「高額宝くじに当たったら親戚が増えた」という話がありますが、僕の場合は、医学部に合格したら親戚が増えました。

 

両親が嬉しがって、祖父母はもちろんのこと、あちこちの親戚や(両親の)友人に医学部合格を知らせました。その結果、いろいろな親戚や(両親の)友人から合格祝いの電話がかかってきたのですが、なぜか「親戚の知り合い」という全然知らない人からの電話も来て困惑しました。

 

よく知らない人からの電話で共通しているのは、「自分が病気になった時にはよろしく」というお願いでした。自分(=電話をかけてきた人)が病気になった時に、医師(=未来の僕)として便宜を図って欲しいという依頼です。気の早い話です。話を聞いていると、合格祝いよりも、そっちの方が電話の主目的のように思えました。社交辞令でしょうけど…。

 

親戚の中では、僕は今まで「デキの悪い息子」「跡取りとしては失格」という扱いでしたが、合格発表を境にして立場が急に変わりました。「自分が病気になった時はよろしく」とお願いをされる立場になったのです。自宅まで合格祝いを持ってきた某親戚(←祖父の長兄で、親戚ではボス的存在)は、今まで僕のことをコキ下ろしていました。しかし、医学部に合格した途端、両親に対して「優秀な跡取りで、よかったですねぇ~」とニコニコ顔で言い、急に態度が変わりました。マンガみたいで、見ていて面白かったです。両親は苦笑いしながらも、鼻高々な様子でした。

 

医学部に合格すると、親戚の中での地位が上がります。これは、僕個人だけでなく、家族単位で地位が上がります。

 

前回

 

壁の向こう側の景色を見たいのであれば、壁を乗り越えるしかありません(←合格すれば、こんなことを書けます)。

 

と書きましたが、こういう親戚の反応も、合格しないと決して見ることができない壁の向こう側(今はこっち側)の景色です。

 

↓↓↓このシリーズ 前回の記事

国公立大学医学部合格 その2 モチベーションを保つためにしていた習慣

 

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合格発表と週末が重なったこともあり、親戚(祖父母含む)の訪問や電話応対に追われています。2組の親戚夫婦が鉢合わせになったり、帰ったと思ったら入れ違いで別の親戚が玄関のインターホンを鳴らしたり…。うれしい悲鳴なのですが、せっかく合格したのに遊びに行けず、宅浪のように自宅で過ごしています。親戚が合格祝いを持って訪問したのに、僕が不在では失礼ですからね。僕の医学部合格に対する親戚の反応については、次回の記事で書こうと思います。

 

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 

さて、本題です。

 

今まで書かなかったですが、2浪中に僕がモチベーションを保つためにしていた習慣があります。それは………

 

他の医学部受験ブログの合格報告の記事を、繰り返し読むこと

 

です。「合格しました」という報告記事をブックマークして、ちょくちょく読んでいました。当ブログで言えば、

 

【2浪】国公立大学2次試験 その6 結果

 

【2浪】国公立大学2次試験 その6 結果【スクロール省略バージョン】

 

の記事です。

 

これは、合格のイメージトレーニングが目的ではありません。2浪中だった(←過去形!)僕は、読むたびに、

 

うらやましい~~~

 

くやしい~~~

 

くっそ~~~

 

という感情がわき上がりました。思わずパソコン(人によってはスマホ)の画面を閉じたくなります。人間としては、ネガティブで後ろめたい感情です。でも、あくまで自然な感情の発現であり、これでいいと思います。

 

うらやましい~~~

 

くやしい~~~

 

くっそ~~~

 

という妬ましいドロドロした反骨心が「絶対医学部に合格してやる」という執念を生み、受験勉強を続けるモチベーションを保てたと僕は思っています。浪人中、他人の合格記事を繰り返し読めば、このような感情がわき上がる人が多いはずです(現役生は、違うかもしれません)。人によっては読みたくない記事でしょうが、僕はあえて繰り返し読みました。

 

まだ医学部に合格できないでいる受験生が、僕の合格報告の記事を読んで、

 

うらやましい~~~

 

くやしい~~~

 

くっそ~~~

 

 

こんな奴が合格するなんて~~~~~

 

 

と思っていただけると幸いです。人間としてネガティブな感情をバネにして、読者さんが僕みたいに合格すれば、それでオーケーです。


最初の方でチラッと書きましたが、合格報告の記事を読むことは、合格のイメージトレーニングにはなりません。なりそうで、ならないです。

 

 

 

医学部に合格した時の気持ちは、合格しないと分かりません。(←合格すれば、こんなことを書けます)。

 

 

 

壁の向こう側の景色を見たいのであれば、壁を乗り越えるしかありません(←合格すれば、こんなことを書けます)。

 

 

 

↓↓↓このシリーズ前回の記事

国公立大学医学部合格 その1 勝因

 

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昨日の合格発表以降、急に受験勉強をしなくていい立場になりました。つい2日前まで猛勉強していたのが嘘のようです。なんだか信じられないです。

 

さて、医学部に合格した勝因ですが、「勉強した」のは当たり前ですので、それ以外で3つ。まずブログを立ち上げて継続したこと、そして前回記事でも書いた通り、【センター国語ノー勉作戦】と、昨年の完敗後のスタートダッシュです。四○学○の55段階指導を受けた…わけではありません(笑)。

 

↓↓↓ブログ立ち上げ時の記事

ペースメーカーとして、勉強記録や受験結果を公開していく所存です。よろしくお願いいたします。

 

↓↓↓【センター国語ノー勉作戦】昨年の記事

センター国語は、マーク模試など5教科7科目のセット物を除いて、1年間ノー勉(=勉強を一切しないこと)の方針を貫こうと思います。学力と点数が比例しない教科に時間をかけるのは無駄です。人生を賭けた実験です。

 

↓↓↓昨年の完敗後のスタートダッシュの記事

合格可能性は、全くありません。完敗です。何もかも、力不足でした。僕のことは、そっとしておいて下さい。ただし、理由は精神的ショックではありません。来年の合格に向けて、今から勉強に集中するためです。すぐに気持ちを切り替えて、来年の合格に向けて明日から…いや、今から勉強を開始します。

 

勝因とまではいきませんが、模試遠征作戦は、プラスアルファ程度に良かったです。2次試験中、アウェイではなく、ホームで戦っている気持ちになれました。この作戦を成功に導くには、第1志望を早めに明確に定める必要があります。そして、センター試験を成功させる必要があります。条件は厳しいですが、地元以外で受験する場合には、検討する価値があると思います。

 

僕は、ブログをペースメーカーにして、勉強内容・模試の成績・センター試験の点数・合否を公開する(身バレ防止のため、受験校は公開しませんでした)ことで、自分の学力や立ち位置を客観視することができました。1浪は残念な結果に終わりましたが、完敗直後に気持ちを切り替えて作戦を考え、「絶対に医学部に合格してやる」という執念を絶やさずに猛勉強を続けた結果、医学部に合格できたと思っています。

 

当ブログの読者でブログを書いていない医学部医学科受験生の方は、ぜひブログを立ち上げてみて下さい。途中でブログをやめている方は、ぜひ再開して下さい。ブログは、医学部医学科合格の勝因になります。

 

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