ブログを始めてから2年あまり………とうとう最終回がやってきました。ブログを開始した時(=1浪開始時)の学力は、医学部合格には箸にも棒にもかからないような、医学部受験生としては恥ずかしく貧相なものでした。そして、全く未来が見えない中で、医学部合格という途方もなく大きな目標だけが、遠くの方にポツンと存在していました。なのに、こんな僕が医学部に合格してブログ最終回が来ようとは…感無量です。今までの記事は計502回………我ながらよく書いたと思います。当ブログを締めくくるに当たり、最後に書いておきたいことを書きます。

 

2年間の浪人生活で、「現役で合格する人がいかに凄いか」があらためてよく分かりました。年下になりますが、僕は現役合格者を尊敬します。僕は2浪で合格しましたが、「浪人して良かった」なんて全く思えません。浪人して苦労する必要なんかありません。同じ2年間を過ごすのなら、医師として2年過ごして経験を積んでお金も稼ぎたかったです。大学受験は現役で終結させるべきものだと、合格した今でも思っています。来年医学部受験を考えている新高校3年生の皆様は、「医学部入試では浪人するのが当たり前」と思うことなく、精一杯勉強して現役合格を目指して欲しいです。

 

次に、「医学部入試は人生を決める(または決めた)」ことです。医学部の学生になるか3浪するか、えらい違いです。医学部に合格すると、経済的苦境からの人生一発逆転を狙うことが可能です。だからこそ、過酷な競争を承知で必死で勉強するのです。ついでに、合格すれば親戚の中での地位も上がります。

 

ここから先、勝ち組へのパスポートである医師免許の獲得、さらに専門医を獲得するまでは、安全運転します。どこかの大学の医学生みたいに、決して猥褻事件を起こしたりしません(笑)。医学生というプラチナチケットならぬプラチナ身分に傷を付けるようなことはしません。もちろん、医師になってからも猥褻事件を起こしたりしません。苦労して獲得した医師免許を、愚かな行為で手放すわけがありません。専門医獲得後は、病院とはサヨナラして、医師として最高レベルのQOLを目指し、ウハウハな医師になってみせます。僕は人生の反転攻勢をかけ、医師免許にしがみついて生きます。医師免許を、生き馬の目を抜くような厳しい社会で生きるための、強力なツールとして利用します。

 

ブログが原因で人間関係にヒビが入るなどのトラブルが起き、プラチナ身分に傷が付くことのないよう、医学生としてブログを書くことは2億パーセントありません。医学部に合格したことで、当ブログの目的は達成されましたので、この記事が最終回です(すでにアップした記事の小修正はあり得ます。誤字脱字の修正、リンクの修正など)。ブログを通じて誰かと会うことは、2兆パーセントしません。ブログが原因でリアルの世界に悪影響が及ぶことのないよう、ブログはブログ、リアルはリアルとして分けます。ただし、情報収集の手段として、当ブログ(アカウント)は残しておきます。アメンバー申請やフォロワー登録(当方に知らせる場合)にも対応します。

 

前衛的・攻撃的なブログでしたが、たくさんのアクセスがあり、アメブロの高校生・浪人生ジャンルで常に上位を維持することができて、感謝します。僕は「パンドラの箱を無理矢理こじ開けるような、本音ぶっちゃけガチンコ勝負の医学部受験ブログ」を目指しました。「面接用志望動機を考えてみましたシリーズ」「医師免許は勝ち組へのパスポートシリーズ」など、本音で書きたいことを書いたため、嫌悪感を抱いた読者も多かったと思います。そのせいか、アメンバーを一方的に解除されたり、僕からのアメンバー申請が承認されなかったことが何度かありました。他ブログで批判めいたコメントや記事も目にしました。

 

でも、どんな批判を受けようとも方針を変えることなく、最後まで本音ぶっちゃけガチンコ勝負の医学部受験ブログを続けました。身内に関係することはアメ限にしましたが、受験関連の成績や合否は正々堂々と公開しました(身バレ防止のため受験校だけは公開せず)。なぜなら僕は、読者の立場として、こういう本音ぶっちゃけガチンコ勝負の医学部受験ブログを読みたいと思っているからです。自分が読みたいと思うようなブログを自分で書く…という方針を最後まで続けました。

 

家族の都合がつき、とうとう僕が新天地へ旅立つ時が来ました。当記事をもちまして、僕は医学部受験生ならびに医学部受験ブロガーを卒業し、次のステージに向けて準備を進めることにします。合格のお祝いメッセージを下さった方や記事を書いて下さった方、応援して下さった皆様、ありがとうございました。応援しなかった皆様も、ありがとうございました。医学部受験ブログのデータを集計するブログ、大変参考になりました。与太郎さん、ありがとうございました。

 

みなさん、さようなら。

 

↓↓↓このシリーズ前回の記事

国公立大学医学部合格 その5 僕の医学部合格は、借金の担保です。(アメ限)

 

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