上司が仕切る会議は時間のムダ?人事評価トップ5%社員たちの意外な時短術 ≪続きを読む≫
6月7日(火) 18:00 提供:新刊JP
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『AI分析でわかった トップ5%社員の時間術』 (ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)のテーマは「時間術」。それも単なる時短テクではなく、実際に5%社員たちの言動をAIで分析し、その行動の本質から誰でも再現できる方法を紹介している。
ここでは著者の越川慎司さんにお話を聞き、5%社員たちが実践していた役に立つ時間術を教えてもらった。
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人事評価で優秀な評価をもらっている方々ですから、私も最初は業務処理能力が高いことが、残業をせずに成果をあげられる理由なのだろうと思っていました。でも、意外なことに、処理能力がひときわ高いというわけではなかったんです。
決定的に違う部分は「無駄なことをしない」ということです。
彼らは「効率」ではなく「効果」を大事にしています。これは、上司やお客様に求められていることを必ず意識して、それしかやらないというイメージですね。
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また、彼らは集中力が高い傾向にあるのですが、「これは集中力を高めている」というよりは、「集中力を高く保てる時間を増やしている」といったほうがいいでしょう。
人間はそんなに長く集中力を保つことができませんから、45分集中して休憩、45分集中して休憩と、細かく刻みながら集中する時間を増やすようにしています。また、わざとため息をついたり、睡眠時間を長く取ったりするという工夫も取り入れたりしています。
結論をいうと、その人の持つ能力ではなく、仕組み化して高い集中力を発揮していたというのがポイントです。
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この本のテーマは、今まで良かれと思ってやってきたことを、勇気をもってやめるということだと思います。
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5%社員のタイムマネジメントは仕事を受けたタイミングで始まるんです。仕事を受けたときに「自分で完遂する」という選択肢だけではなく、「これは任せる」「これはやらない」という判断もあるんですよね。そこが決定的に一般社員と違います。
だからおっしゃる通り、他者を巻き込む力は圧倒的に高いですし、仕事の仕方がすごくスマートに見えるんですよ。
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5%社員を取材していて分かったのですが、モチベーションを高めてから仕事をするのではなく、仕事をはじめたら作業興奮でモチベーションが高まってくるという方が正しいんです。だから、5%社員のお話を聞いていて、「やる気に頼らない」ということはすごく大事だと分かりましたね。
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AIの分析力はさすがですが、なるほどと納得できるものがあります。
自分にできること、できないこと。
自分がやった方がいいこと、人に任せた方がいいこと。
それを見極める判断力と即行動に移す実践力が大切ですね。
それも、モチベーションを高めてから仕事をするのではなく、とにかく早く仕事に取りかかること。
はい。これから、心していきたいと思います。
<いきいきるんるん♪メソッド>
モチベーションはあげなくていい。
とにかく早く動き始めよう。
淡々とやるべきことをやる。