2023年4月

 

台湾2日目のお昼ごはんとして、国立故宮博物院の敷地内に建てられた「故宮晶華」というレストランを予約していました。

 

予約時間 12:00

 

九份の宿のチェックアウト 11:00

 

 

タクシーで台湾鉄道「瑞芳駅」へ向かい、

瑞芳駅→(台鉄)→台北駅→(地下鉄)→士林駅→(バス)→故宮博物院

 

 

1時間で行ける気がしない‥

orz

 

 

そこで、迎えに来てくれたタクシーの運転士さんに相談してみました。

 

ててててん‥♪

 

ほんやくこんにゃくぅ~

 

 

「OK!OK!」

 

 

快諾してくれました‥。ヾ(o´∀`o)ノ

そりゃそうだわさね‥。

 

宿から最寄りの「瑞芳駅」までだったら270元(1200円くらい)

宿から故宮博物院までなら1300元(5800円くらい)

 

と、運転席からパウチしてある料金表を見せてくれて、よく案内する行先についてはあらかじめ料金が決まっているらしく、そんな点でも安心したのですがより稼げる案内先の方がいいもんね。

 

 

基隆市の「ぞうさんタクシー」 さわやかイケメン運転士さん

 

「台湾は運転が乱暴」と聞いていましたが、全然そんなことはありません。

でも、さわやか運転士さんの左手の甲にスコーピオンのタトゥーが‥((((;゚Д゚))))

でも、さわやか対応。

 

 

九份のある基隆市から台北までは高速道路に乗りますが、

将来自分でも台湾で車を運転してみたいので道をよーく観察していました。

基隆市から台北までの高速道路って、有料ではなくてフリーウェイでした。

 

 

故宮博物院に到着

故宮博物院到着 11:45

 

すごーい!

間に合っちゃった!(ノ)゚Д゚(ヽ)

 

なんなら、ランチ前に一服する余裕すらある。(←実際した)

 

博物院の敷地内に入ってから、公用車が車止めできるまでぐるっとまわらないといけないらしく、不安にさせないために

 

「今、敷地に入りましたけど、車止めるの向こうなのでぐるっと周りますからね」

 

って、説明してくれるところとか運転士の鏡だなぁ‥って紳士的。

チップの習慣はない国ですが、まさかのランチに間に合ったお礼に100元を快くお渡しさせていただきました。

 

 

 

 

故宮晶華のミニ国宝宴コース

レストランの予約ができた時間的に、ランチの後に博物院の方は周ることにします。

 

故宮博物院の展示物といったら

 

 

肉形石

清朝時代に作られたとされる長さ5.3センチメートル、幅6.6センチメートル、高さ5.7センチメートルの彫刻

 

翠玉白菜

翠玉(翡翠)を虫がとまった白菜の形に彫刻した高さ19センチメートルの美術品

 

が有名。

 

そんな国宝をモチーフにした「ミニ国宝宴コース」(要予約)というのを「故宮晶華」で味わえるのです。

この時をずうっと楽しみにしていました。

 

 

レセプションで予約していたバウチャーを渡します。

ちなみに、予約時に決済済み。

へ~。にゅーろーめん優勝なのか‥

 

 

コースのお料理は全部で9品

1品の名が全部5文字って、高校の頃の漢文を思い出しました‥。

 

 

と‥とりあえずびーる‥(←日本人

烏龍茶もポットで用意されています。お口直しの時にいただこう‥

 

 

 

故宮御品集

前菜の盛り合わせ

 

 

 

わぁ‥

「からすみ」って台湾の名物ですが食べるの初めて。

しょっぱみがお酒に合いますねー。

 

 

 

白玉海鮮羹

豆腐入り海鮮のとろみスープ

 

これは涙が出るほどおいしいです。

「お好みで【辣】(からい)のソースをお使いください」

と言われたけど、この海鮮のやさしい味がすごくよくて使いませんでした。

 

 

 

手元のメニューでは

「ナスとひき肉の辛い醤油炒め」

ってなっていますが、違うと思う。。

これエビチリだと思う。。

 

崩して下のおこげと纏わせていただくとなんとも風味豊かでチリソースとのさりげない距離感が絶妙です。

 

 

 

白玉石斑件

豆腐と鮮魚の蒸し物

 

和食のろくさん亭でもありましたが白身のお魚とお豆腐は相性がいいですね!

 

このお魚は何ていうお魚だろう‥。

 

すごい脂があって、ぷにょんぷにょんしています。

身はふわっふわのぷにょんぷにょん。

 

「あのー!これすごくおいしいのですが、

何ていう名前のお魚ですか?」

 

って、給仕のお姉さんに英語で聞いてみました。

 

「あぁー OK! OK!」

 

 

(;・∀・)‥。

 

給仕のお姉さん、想定内の定型の英語しか話せなかったです‥。

いや、聞き取れたとしても魚の名前を英訳できなかったから濁したのかもしれない‥。

 

 

お店のサイトでメニューを調べてたら‥

 

これじゃないか‥?

なるほど!

 

いや、これこんなにふわふわな白身のお魚なんて初めてで、

ハタでも調理によってこんなに違うんだなぁって驚きの一皿でした。

 

 

 

翠玉白菜

白菜のスープ煮込み

 

きゃー!!!!来たーーーーーー!(゚∀゚ノ)ノ

博物院の国宝だ!

全長8cmくらいです。

この大きさの白菜なんてあるのかね!?

 

「白菜を取り出してソースをかけてお召し上がりください」

 

と給仕さんから説明があったので‥

 

 

おぉ‥

 

スープはホタテのスープです。

なんておいしい国宝なのでしょう。

 

続いて国宝第二弾‥

 

 

出た!「肉型石」!

 

下のグリーンは「へちま」だそうです。

展示の国宝はかっちかちですが、こちらはぷるんぷるん。

ナイフとフォークでほろほろと崩れるくらいの中華煮込み。

 

 

 

烏魚子炒飯

からすみ入り炒飯

 

御品集でも登場した「からすみ」が入っているのはさておき、

日本国外の中華圏で初めて味わう本場の炒飯。

 

うわぁ‥やっぱりおいしい!

けちょんけちょんにしてやられるくらいおいしい。

 

 

 

デザート第一弾 「マンゴープリン」

 

台湾に来たら色々な果物も食べてみたいなー

と思っていたけど限度があるから一番メジャーなマンゴーは見送ろうと思っていたけれど、

ここへきてマンゴーの風味が味わえてよかったです。

 

 

マンゴーソースの下はミルクプリン

 

 

 

ラストは季節のフルーツ盛り合わせ

 

やったーーーー!

台湾に来てもし機会があったら食べてみたい!

と思っていた「レンブ【蓮霧】」(赤いの)がありました!

 

りんごとなしの中間みたいなしゃりしゃりいとした食感と味わい。

右上の緑のは「グアバ」ですね。

 

日本ではめったに食べられない台湾フルーツを目指してお店を巡ってみようかな‥

ともちょっと計画していましたが、1泊2日の今回の行程では無理だったのでこうして味わえたのがとてもラッキーでした。

 

 

 

あぁ‥

おなかいっぱい

 

この後、博物院で物静かに展示物を鑑賞する前に

一回、近くの公園で食い倒れてお昼寝しようか‥

 

 

*   *   *

 

いつもぴとっとありがとうございます。

 

 

台湾に来たら味わってみたかった

 

「四神湯」

 

という薬膳スープも「故宮晶華」にはメニューに載っていたので、もしお腹的に余力があったら味わってみたい‥

とは思っていたのですが、全然余力なんてありませんでした。。orz

 

これは次の機会まで楽しみにとっておこう‥

 

 

 
 

今回の故宮晶華のコース料理はこちらから予約しました。

 

故宮晶華のメニューはこちらからも参照できます。

https://inline.app/booking/-LYdzdRWT7Clg_8acfml:inline-live-2a466/-LYdzdUCWblCSv-GYaLn