2023年7月17日(祝日)

 

ぽんきちを連れて、車で都心の方に行ってきました。

 

 

久しぶりの車移動なので興奮しちゃわないかな‥

東京都のほぼ端から端まで移動するので1時間半くらいか‥

 

 

ときに連休開始の2023年7月15日(土)

 

あぁ‥これはまずい‥

いよいよ開口呼吸になってしまった。

 

 

いつも、診察してほしいタイミングの日で、行きつけの動物病院はお休みです。

そして祝日もお休みです。

 

ちょっとこれは最早行きつけの動物病院だったとしても限界で手に負えなそうだし、

距離が遠いけど、猫だけを専門にしている知見の広そうな医療センターに即刻連れていきたい。

で、すぐに電話して今までの経緯や今の症状を伝えたら、受け入れてくれたのですがその病院も昨日日曜日はお休みだったので今日朝イチで向かうことにしました。

 

 

今までの経緯

2023年に入ってからすぐ

 

呼吸をするときに喘息のような喘鳴がする

時々咳をする

時々くしゃみをする

食欲はある

かかりつけ病院) 「風邪かもしれませんが様子を見ましょう」

 

 

その3ヶ月後くらい

 

まだ呼吸をするときに喘息のような喘鳴がする

時々咳をする

時々くしゃみをする

食欲はある

かかりつけ病院) 「気管支を広げるお薬で様子を見ましょう」

 

 

その3ヶ月後くらい

 

まだ呼吸をするときに喘息のような喘鳴がする

咳の頻度が高くなる

時々くしゃみをする

食欲はある

かかりつけ病院) 「念のため胸のレントゲンを撮ってみましょう」

レントゲン結果は問題ないとのこと

 

 

このとき、飼い主が今までの症状で推測したこと

 

猫は鼻で呼吸をする生き物

何らかの鼻炎症状が続き、

息を吸うときに分泌量が多くなった鼻汁が

気管に入ってむせているのではないか?

かかりつけ病院) 「では、点鼻薬で様子を見てみましょう」

 

 

7月15日(土)

 

鼻からの喘鳴が酷くなり開口呼吸が頻繁になる

ひどくくしゃみをする

食欲がまったくなく体重低下

あ‥、もうこれは「様子を見ましょう」のレベルじゃない!

 

 

 

診察

ぽんちゃん、がんばれよぅ‥

 

病院に着いたらさすがの猫だけの専門病院だけあって、すでに待合室が20人くらいが愛にゃんを抱えながら待っている中をかき分けて初診受付を済ませて15分くらい待ってから診察。

 

今までの経緯や症状、前回2022年9月の血液検査結果の様子や

現在は自宅輸液中であることなど詳細に先生に伝えました。

 

完全室内飼いであることと、高齢であることから鼻炎だとしてもウイルス性であるよりは

鼻腔内の腫瘍の可能性のほうがある

腫瘍があるかどうかは頭部のレントゲンはできるものの、より正確な検査はCTスキャンが必要。でもこの専門病院でもCTまでは置いていない。

仮にCTスキャンまでする場合、全身麻酔が必要。

高齢の場合や腎不全中であるとCTスキャンのための麻酔で死んでしまう可能性がある。

 

 

 

「どうしますか?」

 

決断を促された‥。

 

でも冷静に麻酔のリスクを判断するためには、腎不全に関わる数値が去年の9月の血液検査以降時間が経過しているので、まずは現状の血液検査をするべきではないか、と思った。

なので、改めて血液検査をお願いしつつ、

頭部のレントゲンを撮ってもらうことに。

 

そして、2次検査として

尿検査と胸と腹部のレントゲンやエコーも撮るので一時預かりで一日診察になってしまいました。

 

 

お昼に近くの中華屋さんで「トマトと卵の炒め定食」

 

 

病院に戻ってから検査結果が出るまで病院の中の本を色々と読ませていただきました。

 

 

ぽんちゃん、よく頑張ったね‥。帰りますじょー。

 

 

あ‥後ろの席にする?前の席なら何があってもいいようにペットシーツ敷き詰めてるんだけど、後ろの方がいいの?

あそう‥。

 

 

疲れちゃったよね‥。

 

 

 

*   *   *

 

いつもぴとっとありがとうございます。

 

 

たらいまー あーにゃんーうるるーん。

 

おーおーどうした?どんな具合だった?

 

って、お留守番組みは、こぞって心配して聞きに来ます。

 

 

血液検査の結果

異常値:白血球数

炎症や感染で高くなりますが標準値の3倍でした

※実際に具合が悪いのでこれはある程度想定していました。

 

異常値:血糖値

標準値の3倍。糖尿病の可能性。

※これはまったく想定外。

※一時的な緊張や興奮で血糖値が上がることはあってもここまで上がることは糖尿病を疑ったほうが良い。

 

他は腎臓の数値含めてほぼ正常。黄疸もなし。

 

 

尿検査の結果

異常値:糖

基準値は「-」のところ、「++」

 

異常値:潜血

レントゲンからとエコー検査でも確認ですが腎臓の結石による出血。

※腎臓の結石は2年前から確認済みなのでこれは想定内。

 

 

エコー検査の結果

腎臓に結石がみられる他は内蔵や心臓には問題なし

 

 

頭部レントゲン検査の結果

鼻腔内で腫瘍らしきものは認められず

右の鼻と左の鼻を隔てている軟骨も左右に寄ってないから鼻腔内を塞ぐものはレントゲンでは確認できない

 

 

胸部レントゲン検査の結果

肺に大きな気胸

※これもまったく想定外。

※喘鳴の原因はこれか‥??(←まだわかりません‥

 

 

 

  • 今回のレントゲンでは正常そうに見えたものの
    鼻腔内の詳細はCTが必要
  • 肺気胸もCTが必要
    ※ブラ(肺から空気が漏れた直接原因の「のう胞」)があるかもわかるかな‥?
  • 糖尿病であればインシュリン注射が一刻も早く必要

 

今までの腎不全以外に深刻なものが可能性含めて3つも‥。

 

CTスキャンをする場合、別の二次検査専門の医療センターで行います。

 

「CTスキャンに必要な麻酔で命を落とすリスクがあるものの、

腎臓系の数値は問題なかったのでたぶんその医療センターの方でも「GO」が出せると思います。」 と、先生。

 

 

優先順位を決めたい

先生の本音は一刻も早くCTを撮ったほうがよい意向のようでした。

 

今最もぽんきちがつらい

と思っていることは何だろう?

 

食欲がなくて、呼吸が苦しいこと

 

あとは、早く動かなければ手遅れになるような時間的対応を優先しよう。

ぽんきちは、生きることに疲れたなどと飼い主に告げたことも見せたこともない。

 

できることから

どんどん進めていきたいです。

 

と先生に即答で意思を告げると、

先生もその場で医療センターに問い合わせてくれて、

CTスキャンの予約を今週末に行うことが決定しました。

 

先生もその手配の即決から察するに、

 

”CTスキャンに進めるかどうするかの決断の懸念”が一層されれば、

時間的猶予なんか全くないくらい深刻だったんだな‥

って図り知れました。

 

 

今までのかかりつけの病院では腎臓に負担がかかるから‥と抗生剤を処方してこなかったのですが、そしてそれも正しい判断だとは思いますが、

今回は

 

この1週間を生きられるか?

 

にかかっているので、普段の腎臓の点滴をしつつまずは食べてもらって、

抗生剤で呼吸不全をなんとかする

 

「とにかく食べないと‥うーん‥何かなかったかな‥

そうだ、これおみやげに持って帰って?ぽんちゃんはサーモンとか好き?」

 

って、先生からいただきました。

 

 

CTスキャンは今週金曜日です。

 

それまでに、抗生剤と食欲だけなんとか持たせて、

今以上に具合が悪くなったらすぐに何でもいいから電話するように先生から念を押されて帰宅。

 

最悪、それまでに糖尿病のインシュリン注射や肺気胸の針を指して空気を抜くなどは

かかりつけ病院でもできると思うので分担しよう。