改めまして 自己紹介② | 月のおとだよりー漢方アロマセラピスト・グリーフ専門士 miho

月のおとだよりー漢方アロマセラピスト・グリーフ専門士 miho

愛知県日進市にある小さなサロン・スクールです。
ここは、植物、香り、音…自然の力でこころとからだをゆるめて満たす,
あなただけの3rd place。

東洋医学とアロマ、日々の食事。心とからだの声を聴いて、自分を大切にすること。
大切なものを見つけにきませんか?

 

漢方アロマとグリーフケアサロン 月のおと
漢方アロマセラピスト&講師の藤代みほです。

 

自己紹介の続きです。

 

自己紹介①はこちら。

 

 

 

 

経歴② 不妊治療からの妊娠、そして。

 

 

37歳の誕生日から始めた不妊治療。

 

タイミング、人工授精、体外受精…と

順調にはてなマークステップアップし

それでも結果につながらず。。。
 

妊活にいいと言われることはなんでもやり。

よくないと言われることは我慢して。

それでも

毎月基礎体温が下がると落胆し、涙を流していました。
 

フルタイム・正社員で働きながらの治療は

精神的にも身体的にも大きな負担でした。

 

みんなが普通にできていることができない

欠落感や罪悪感を抱えながらも、

仕事を辞めたくても辞められず

ガッチガチの心と身体

治療を続けていました。

 

 

これでダメだったらもう諦めよう。

 

 

背水の陣で臨んだ6回目の体外受精で

ようやく、妊娠に成功しました。

 

…が。

 

念願が叶いようやく授かれた喜びも束の間

天国から地獄へ突き落とされる出来事が起こります。

 

32週で胎児に異常が見つかり

緊急転院からの即入院。

入院した日の夜中、胎動が感じられず、

緊急帝王切開で出産。

 

仮死状態で生まれた長男は

NICUで必死に生きようとがんばりましたが

生後10日で短すぎる一生を終えました。

 

 

なぜ、この子が?

なぜ、私なの?

 

自分を責め、他人に怒り、運命を呪いました。

 

殻に閉じこもり、生きる気力すらなくなり

早く長男(たいせい)のもとに行きたい

とさえ考えていました。

 

でも、そんな中でも

 

『もう一度我が子を抱きたい』

 

という想いは、たいせいを亡くした直後から

胸の中にあって

重く深い闇の中でかすかな光を放っていました。

 

殻に閉じこもっていた時にしていたこと

少しずつ動き出した頃に参加したおはなし会

そうしたグリーフワークが少しずつ哀しみを癒し

前に進む力をくれました。

 

もう一つ前に進む力をくれたのは

たいせいからのメッセージでした。

 

たいせいが私のところにきた意味は?

 

なぜ私のところに来たのか?

 

彼は、その短すぎる一生で

何を私に伝えたかったのか?

 

ずっと自問自答を繰り返してきた私が

その答を聞いたのは

たいせいと一緒に行くはずだったハワイの大自然の中。

 

たいせいの分まで生きよう

自分の人生は心から笑うこともないだろう

と思っていた私に

 

「自分を大切にして

自分の人生を生き切ってね」

 

「ママが笑って自分の人生を生きることが、僕も嬉しいんだよ」

 

と、いう声が聞こえたのです(不思議ですが)。

 

 

 

じゃぁ。

 

自分の人生を生き切るために

私が心から笑える人生を送るためには

どうすればいい?

 

私がまずしたことは

自分の心と身体をととのえること

でした。

 

 

ごはんを美味しく食べること。

呼吸をすること。

自然の美しさや季節の移り変わりを感じること。

 

 

そんな当たり前のことがいかにできていなかったか…

自分の心と身体のサインをいかに無視してきたか。

 

心と身体がととのうと

今まで見えていなかったものが

見えるようになり、見えていたものも

また違った面で捉えられるようになってきます。

 

同じ事柄でも見方、捉え方によって

まったく違う意味を持ち

自分は変わっていなくても昔から

しあわせな存在だったということに氣づきます。

 

今まで他人の目や評価ばかり氣にして本心を出せず「完全自分迷子」で生きづらさを感じていた私が、徐々に本来の自分を取り戻していきました。

 

 

必死で握りしめていたものを手放し、

ゆるみ、満たされたら

心も身体も健康になっていきました。

 

 

経歴③ 第二子出産→退職→漢方アロマとの出会い。

 

そして。

 

不妊治療を再開して2回目の体外受精で

第二子・第三子の双子を授かり

1人は子宮内胎児死亡で初期に吸収されましたが

1人を無事に出産。

 

子育てができる幸せを噛み締めながら過ごした

育休期間の終わりが近づいたある日。

 

「このまま復帰していいのかな?」

 

という想いが、ふと頭をよぎりました。

 

 

自分の人生を生き切る

 

とたいせいとの約束(と私が勝手に思っている笑)を果たすために

心と身体、両方を癒せるセラピストになろうと

決意しました。

 

 

そのきっかけは東洋医学の本を読んで知った

心身一如

という言葉。

 

心と身体は繋がっていて

心の不調は身体の症状に影響したり

身体の症状が心の不調を招くこともある

 

という意味です。

 

心と身体、どちらか一方をケアしても

根本的な解決にはならない。

両方からアプローチできるセラピストになりたいと強く感じました。

 

そして

 

自分自身のこれまでの体調不良の原因や体質を

知ることができた東洋医学

フランスへホームステイしたときに出会い

抑鬱状態だったときなど幾度となく

心を救ってくれたアロマセラピー

 

この2つを融合させた

漢方アロマセラピー

を伝える師匠に出会い、学び

漢方アロマセラピストとなりました。

 

また心の面では

子どもを亡くした哀しみを知る者として

天使ママへのセラピーもできるように

グリーフ専門士(advance)も取得しました。

 

 

よりしあわせで豊かな心のあり方を学びたくて

瞑想・マインドフルネスやアドラー心理学の勇気づけ、さらにヨガニードラやヨガ哲学も学びました。

 

そして、自分らしく生きるために

2021年、ついに。

約18年勤めた会社を退職し、

 

漢方アロマとグリーフケアサロン 月のおと

をオープンしました。

 

 

 

…③へ続きます(これで最後です)