今まで日本経済はなんだかんだ言って、製造業が製品を輸出することで外貨を稼ぎ、その利益を農林水産業や建設業など国内産業(厳密には国内マーケットを対象にした産業)で分配し、利益が中央から地方に還流していくという仕組みになっていました。
しかし、どうやらこのシステムはうまく働かないようになってしまっています。
外需に依存した製造業が占める割合が大きな地域ほど世界同時不況の影響を大きく被り、もはや壊滅的と言える状況です。
一方で、農林水産業は規制に縛られ(守られ?)イノベーションを起こすことができない「ワンランク下の産業」に成り果てています。
建設業も今までのイメージの悪さと公共事業の先細りで低迷。
小売やサービス業も従事する労働者は多いものの生み出す付加価値は低く、生産性をいかに向上させるかが大きな問題になっている。
ざっくりとですが、こんな現状分析になると思います。
その中で、がぜん注目を浴びているのが農業です。
植物工場のような新技術が普及の兆しを見せているほか、従来の農水省-農協ラインの哲学でなく、企業家精神を持ち、生産者として消費者にソリューションを提供しようという視点を持った新しい農業経営者も生まれてきています。
その意味で、三重県は伊賀市にあるモクモク手作りファームが先進的な農業の例として超有名です。しかし自分も知らなかったのですが、ほかにも日本の農業界をリードするユニークな農業経営者がたくさん生まれています。
これらのホームページとかブログを見ると、素人の自分も何となく農業のことに関心が持てるし、応援したいような気になってくるから不思議です。
◆Jangrons ジャングロンズ http://www.jagrons.com/blog/
農水省の研究者から、ほうれん草農家に転職した藤原隆広さんのブログです。
何年か前に、ベンチャー企業家のイベントでお目にかかったことがあります。農家という、この種のイベントではまだ異色だった経歴で参加されており、ほうれん草の試食を懸命にすすめてくださったのが印象的でした。
◆オリザ合同会社 http://www.oryza-i.com/
高収益農業を目指す農業者のイノベーションネットワークという理想を掲げるベンチャー企業です。このような会社に、ぜひ次代の農業を引っ張っていっていただきたいと思ってしまいます。
◆赤羽川ルネッサンス 奥川ファーム http://plaza.rakuten.co.jp/katsumi71/
先進的、というよりも実直な、まっすぐな米作り農家、という感じです。
故郷の紀北町にUターンされ、条件不利地である中山間地域での米作りの作業などを丹念に記録しており、農家のあり方を模索している姿に好感が持てます。
以上ははんわしの趣味で選んだものです。ほかにもきっとたくさんの魅力的な農業者がいるのでしょう。
もしこのブログをご覧の方で、そのようなサイトやブログをご存知でしたらぜひご紹介ください。お願いします。
いつもお世話になってる、はんわしさん が、メチャメチャ!
共感の出来た農業に関するブログをUPされていたので、
ここでも、紹介をされてください^^!
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素人でも農業がわかった気になるホームページ
っと・・・また髪伸ばそうかな~~~^^笑