後期については前期とほぼ同じなので割愛させていただきます。
後期で成績が失速しても1月から巻き返せますが(ソースは僕)、中弛みせず学力維持に努めることが最善だと思います。


後期が終わると冬季講習が始まります。
冬季講習は主にセンター対策が中心で、他に大学別講座もあったような気がします。
実家にパンフレットを置いてきたので間違いがあるかもしれませんm(_ _)m


ポイント❹ センター対策はしっかりと(特に浪人生)
現役生は東大に落ちても浪人という選択が比較的容易です。
そのため滑り止めを作らずセンターを軽視し、2次に重点を置く人が多いです。(僕もそうでした)
実際センターの8点が2次の1点と等しく、1:4の点数配分なので、2次で点を稼げば合格します。
さらに現役ではセンター対策まで手が回らないのもセンター軽視の要因だと思います。


しかし、僕は以下の3点の理由でセンター対策に1ヶ月かけました。
❶センターで基礎固めができる
❷センター利用で難関校を確保できる
❸塵も積もれば山となる
❶について
僕は古典・世界史が苦手でした。
幸いにもこの2教科は2次対策にも応用しやすい科目です。
センター古典の方が2次古典よりも読みにくいこともあり、センター古典が読めれば2次古典も読めます。
ただし読めたことと書けることは異なるので、2次の方が簡単と一概に言えるわけではないですが
2次世界史は第2・3問が基礎知識の確認問題です。
採点方法は明らかではないですが、去年の得点開示からしてここで40点分あります。
大論述は現代文の120字記述みたいに、なかなか点が取りにくいので第2・3で稼ぐのが攻略のカギです。
そう考えると基礎知識を問うセンターはトレーニングにうってつけです。
知識をアウトプットすることで知識が身につきます。



❷について
これは文系メインの話になると思います。
東大を受ける人は大体滑り止めとして早稲田・慶應を受験すると思います。
特に浪人生は2浪回避のためほぼ全員が受けると思います。
そうした時、わざわざ早慶のために対策をするのは得策と言えません。
早慶の入試日は国公立2次と近く、東大と早慶の対策を同時にしないとなりません。
しかも地方浪人生は東京に行かなければならず、集中が途切れたり疲労が溜まったりします。

そこでこれらを解決するためセンター利用を目指すのが良いです。
慶應はセンター利用が無いですが早稲田は文系学部(詳しくはググって下さい)で実施し、わざわざ東京に行かずともセンターの成績だけで合否が決まります。
ちなみに早稲田の人気学部は9割ジャストだとキツイです。
最低でも91%、安心できるのは92、93らへんだと思います。

センター利用にはれて合格した場合、私大対策をせず東大1本に集中できます。
また一般入試の合格発表は2次直前で、もし落ちたら2次試験にも心理的影響が出てきます。
そう考えるとコスパが悪いと思われがちですが1ヶ月センター対策に集中するのも手だと思います。
ちなみに早稲田は理系でも文系学部のセン利出せたと思います。
詳しくはこれまたググって下さい

❸について
これは僕の体験談ですが去年の僕のセンターは752点で今年841点なので、センター終了時点で去年比11点のアドバンテージができました。
現役でセンター失敗した人はまだ伸びしろがあります。
センターで稼ぎましょう。



ここまでセンターについて書きましたがご覧の通り僕は浪人生で現役に比べて、時間の余裕と心の余裕があります。
学力的には秋にD判定を取ったので大差ないですが、後がないため思い切って2次対策を1ヶ月しませんでした。
以上をふまえて2次・センターどっちに力を入れるか考えるのを勧めます。
でも浪人生は1年猶予をもらったのでセンターでバッチリ高得点を取ってほしいです。
それは自信にもなります。
試験場に入った時、俺はセンター9割取った男だ!みたいな感じで緊張がほぐれ、自分の解答にも自信がつきます(笑)



思ったより長くなったので一旦切ります。

次回こそ完


では、また明日!


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