西尾市資料館で開催された企画展ひなまつりのお菓子~西尾といがまんじゅう~

西尾市資料館で開催された企画展ひなまつりのお菓子~西尾といがまんじゅう~に行ってきました。今回気になったのは三河地方でひな祭り前後に食べられるいがまんじゅうというお菓子についてです。

 

 

  独自の雛菓子

愛知県三河地方の雛菓子いがまんじゅう

愛知県の三河地方では、ひな祭りの前後に雛菓子を食べる風習があります。いくつか種類があって、そのひとつがいがまんじゅう。どんなお菓子なのか?わかりやすくいうと、色の付いた米粒がトッピングされた一口サイズの大福。和菓子店によって個性があり、形も様々です。

 

 

西尾市資料館で開催された企画展ひなまつりのお菓子~西尾といがまんじゅう~の展示の様子

今回の企画展はひなまつりの由来と雛菓子をかけ合わせた内容になってます。

 

ひな祭りの3月3日は五節句(ごせっく)とよばれる季節の変わり目のひとつ『上巳(じょうし)』にあたります。古代中国では上巳の節句に水辺で心身を清める『上巳の祓(はらえ)』や『曲水の宴』という宴会を開いて祝う行事を行いました。

 

これらの行事が日本に伝わると、自分の身代わりとなる人形に自身のけがれを移し、川へ流してけがれをはらうという日本古来の行事と結びつき、ひなまつりの原型とななったのです。

 

 

三河地方の雛菓子おこしもんといがまんじゅう

三河地方の雛菓子として、いがまんじゅう、おこしもん、からすみなどがあります。あと個人的に好きなのが西尾市南部の幡豆地区で食べられている油菓子。かりんとうみたいなお菓子で、かつて殿様の好物にもなったとか。

 

 

  実は吉良上野介義央が由来かも

西尾市といがまんじゅうの由来

さて、今回のメインのいがまんじゅうですが、なぜ西尾市周辺で広まったのか?実は元禄事件(忠臣蔵とも)で有名な吉良上野介義央(きら こうずけのすけ よしなか)がその由来になっているという説が紹介されていました。なるほど!とうなずける内容です。

 

 

  私の感想

西尾資料館で販売されたいがまんじゅうの予約受付

西尾市資料館の企画展・西尾といがまんじゅうの感想ですが、これも興味深い歴史の企画展だと思いました。その理由は普段気にすることなく食べているいがまんじゅうですが、その種類、歴史などひなまつり前に知ることができてよかったからです。季節限定の和菓子ではありますが、地方を感じるものなので私もオススメです。

 

 

 

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