愛知の城跡や名古屋城の歴史史跡を歩く愛知ウォーキング城巡りクラブで安城市の安祥城(あんしょうじょう)に行ってきました。安祥城は戦国時代に織田と今川・松平が奪い合った激戦の城です。ここには本多忠勝の名前の由来となったものが残っています。
祖父と父の墓
忠勝の名前の由来になったものとは、祖父と父の墓です。安祥城争奪戦は資料によって異なりますが3~5回ともいわれ、とにかく多くの人が亡くなりました。その中で本多忠勝の祖父と父も討ち死にしています。
本多忠勝の祖父と父は城を持った土豪で、合戦に出ると今でいう指揮官クラスの人物です。最前線の足軽はもちろん、その指揮官も討たれるという激しい合戦だった事がわかります。
そしてゆらい
忠勝は幼名を鍋之助(なべのすけ)といいました。元服して成人の名前にする時、祖父と父が討ち死しているので、この子だけは出陣しても『ただ勝つのみ』であってほしいという願いで忠勝(ただかつ)と名付けられたとか。
私の感想
現在でも子どもに名前を付ける時、親の願いがこもった名前が多いです。それは戦国時代も同じことだと思いました。ところで本多忠勝と聞くと、山田裕貴さんを思い出します。あの山田忠勝はスゴかった。とうぶん頭から離なさそうです。
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