今日また、産院で出会ったママ友Nちゃんから電話があった。
彼女の友達(ここではAちゃんとする)が離婚するということで前から相談にのっていて、その件で今日も相談にのっていた。
Nちゃんは22歳。会ったことはないけど、Aちゃんも確か同い年だと思う。でもAちゃんにはすでに2人の子供がいる。ダンナさんも1つ上とかそんなんだったと思う。
離婚の原因は積もり積もったモノがあるようで、以前ダンナさんに殴られて病院で検査を受けたりもしたらしい。他にも精神的に参っているようで、パニック障害、不安症候群などにもなっているらしい。そういう生活に耐えられず、彼女は浮気をしてしまったらしい。浮気は恋愛ごっこのようなもので、身体の関係とかはなかったらしいけど、ホントのところはわからない。とにかくこのことがダンナに見つかり、家を出たのだそうだ。で、行くところがなくAちゃんは子供を置いたまま一人でNちゃんのところに来たらしい。
彼女達の言い分は、子供はこちら側がをひきとることと、慰謝料をもらうこと。
相談されても法律に疎い私では何の役にも立ちそうになかったので、とりあえず彼に相談してみた。
彼曰く、「離婚は裁判じゃなく調停だから、お互いの言い分を言えば診断書があってもしょせんただの夫婦喧嘩とみなされちゃうんじゃないかな?あとは子供をどうするかだね。Aちゃんに生活能力があるとみなされれば大丈夫なんじゃないかな。そうすれば養育費はもらえるんじゃない?」と。そして、よければ協議離婚に詳しい司法書士、紹介するよ、と。
ここまではこないだまでの相談。
で、今日の電話では・・・
ようやくAちゃんも仕事が決まり、とりあえずはお金を貯めて部屋を借りる予定だったのだけど2日くらい前から熱が引かず、病院に行くと腎臓を患ってるらしく入院して治療した方がいいと言われたらしい。で、そのことをダンナさんに伝えたら「そうなったのは自業自得。お前に出す金なんかない」と言われたそうな。で、仕方なく入院しないで帰ってきたというのだ。
彼女達の相談は少しでもいいからダンナさんにお金を出させる方法はないかな?というもの。
私は、「イヤかもしれないけど、ダンナさんに頭を下げて謝って入院させてもらった方がいいと思うよ。」と言った。彼女達は若いし、これまでにもたくさんのやんちゃなことをしてきた人のようだから、こんなことを言ってもおばちゃんの説教くらいにしか聞こえないのかもしれないな。「子供のことを考えて」なんてことまで言っちゃった。ちょっと後悔。。。
案の定、Aちゃんはあんな人のところに戻ったら、治る病気も治らないと言ってるらしい。
ちなみにAちゃんの親もAちゃんの味方ではない。なのでAちゃんにはお金の面で頼れる人がいない。
意地だけでは生きてけないんだよ、Aちゃん。意地を張らなきゃいけない時も人生の中にはあるのかもしれないけど、ここはグッと我慢すべきだと思うよ。
「やりたい」と「できる」は違う。
そんな言葉が浮かんできた。
生きていくことは当たり前のようで、実はとても大変なことなんだ。
誰かが仕事に行って、誰かが家を守る。普通のことのようで、実はすごく大切なことなんだ。
Aちゃんは、以前サラ金に手を出して痛い目にあってるので、それだけは避けたいけど・・・と言っていたらしい。
お節介な私は、ダンナさんの親と同居してるNちゃんに「お姑さんもAちゃんが長く居ることを良く思ってないと思うよ.。気を付けて。」と言ってしまった。Nちゃんは正直バカだなーと思うところもあるけど、そこがまたなんとゆーか妹のようで私からすればかわいいのだ。
この件はいつ解決するんだろう?
あー、心配。