闘いもせずに尻尾を巻いた負け犬が  偉そうに吠えるな (弟113幕 「宇水の心眼 斉藤の心眼 」より)




著者:和月 伸宏


タイトル:るろうに剣心 11 完全版―明治剣客浪漫譚 (11)


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今日はるろうに剣心完全版 11巻と12巻の発売日。

全22巻だから丁度折り返し地点といったところか?


11巻は左之助対安慈戦 剣心対蒼紫戦等あるがやはり読み応えがあるのは斉藤対宇水戦。

もうこの巻は斉藤一の「悪 即 斬」の揺ぎ無い正義と「牙突」の破壊力がとにかく見所だ。


しかし和月先生はパピヨン然り斉藤一もそうだが、

主人公とはどこか相容れないダークヒーローを作り上げるのが本当に上手い。


11巻では一番↑のセリフも好きだがやはり、こちらが一番だろう。




己の信念を貫けなかった男など

死んでも生きていても惨めなものだ  (第114幕 「突き立てる牙」 より)





それは過去の俺自身、何もなくただ就職しなければ世間体が悪いというような理由で

望みもしない外食業界に就職をした経験を自分自身で皮肉っているのかもしれない。





著者:和月 伸宏


タイトル:るろうに剣心 12 完全版―明治剣客浪漫譚 (12)

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一方12巻は葵屋攻防戦。

十本刀が少年だったり少女だったりと戦う巻。


表紙で判断すると「夜伽の由美」も十本刀に見えてしまうが彼女はあくまでも志々雄の愛人(恋人ではちょっと違和感ある)


この巻の見所は巨人不二対超人比古清十郎戦かな?





・・・・・い・・・い・・・い・・・・ざ・・・・



いざ!



尋常に!!



勝負!!!



(第126幕 「巨人対超人(前編)」より)





さてと、これで十本刀の表紙は天剣の宗次郎以外出揃ったし京都編ラスボスの志々雄が残っているから

13・14巻はこの二人で100%決まりだろう。




これ以降表紙で出る可能性の高いキャラといったら



雪代縁・緋村巴・明神弥彦はほぼ間違いなく、残り8巻のうちどこかで出てくるだろう。

後は縁以外の復讐者の同士がどういう扱いで出るかだが

3人と2人(今回の見開きのような感じ)で2巻か?

オイボレ・緋村剣路もひょっとしたら出るかも知れない・・・・

後残り一人はこれは俺の希望だが緋村抜刀斎を書いて欲しいな?

清里に傷をつけられた後の抜刀斎を・・・・・





という訳で来月の宗次郎・志々雄の再筆がどうなるかが楽しみだ