ダンデビ (Dance with Devils) 感想 メィジ | 乙女ゲームなアレやコレや

ダンデビ (Dance with Devils) 感想 メィジ

 


 タイトル  DanceWithDevils ダンスウィズデビルス
 メーカー  Rejet
 キャスト  斎藤壮馬 近藤隆 平川大輔 木村昴 羽多野渉 鈴木達央 他
 公式HP http://rejetweb.jp/dwd/
 

 


 えーと。



 前回の記事で、ダンデビほしいけどぉ、でもぉ積みゲー崩してからだからね~的なコトを書いたんですけどええ。書きましたええ、間違いなく私の言葉で私の意志で。



 

 でもさ、なんてえの、人は時が経てば変わるものよ。 



 いやーかもちゃんと何とか日が合ってというかかもちゃんがムリクリ合わせてくれたんだろうけど、なんとか名古屋でデート出来てね。久々グッチ見たりプラダをブラブラしたり先月リニューなオープンして話題の大名古屋ビルに行ってみたり楽しんだわけですが。


 そこで、名古屋にもやっとオープンした (オープン自体は結構経ってるのかな、少なくとも直後じゃないと思うけど。最近浦島太郎だから全く知らなかった) RejetShopにも行きたくて行ってきちゃったんですよこれが!! その話はまた今度ウハウハしながら綴るとして、どうせ行ったなら買うでしょ、人として 





 なわけで物欲が破裂しちゃって買ってしまったダンデビ! アニメは基本未視聴ってコトにして下さい。見たは見たけど、完全ながらの上に画質の悪いどっかの拾い物映像で疲れるので完全に進めたまま見てない時はあるし全話見てないしって感じなので見てないのとほぼ同じ。ただ、いきなり歌い出すバカノリだったというのは覚えてます。後、どっからどう見てもメインキャラであろうレムが、制服的にも生徒会長という役柄的にも某メーカーの栄養素みたいなタイトルの乙女ゲーに出てくる真壁の坊ちゃまにしかみえなry


 


 さて。

 

 そんなダンデビ、取り敢えず一発目は一番気持ち的にダメージ無さそうなメィジから参りました。腹黒プリンスキャラと近藤さんのお声が見事にマッチしたウリエと、シスコンに違いない羽多野リンド兄さんからやりたい気持ちもあったのですが、特に近藤キャラはその裏表無いワケ無いよねな胡散臭い感じから、何か辛い出来事に苛まされそうな気がして筋肉バカっぽいのから行くことに。まだリハビリ中ですんで。あ、でもキャラデザ見た限りの本命は実はレムなんですけどね。レムはとっとく。




 


 南那城メィジ 

 CV 木村昴さん




 全編通してブレない脳味噌まで筋肉のキャラ。プラス俺様キャラ。でもアクマですので、人間のありがち筋肉系なタイプよりは女子に優しく、甘い言葉も囁ける。だってアクマは、人を甘言で誑かして食べてしまう生き物だから。



 お話は、普通の女子高生リツカが、先生すら逆らえないという生徒会に呼び出されるトコロから始まります。ありがち! ありがちすぎて何かもう既視感感じながら画面をタップし続けたよ! ですが、そのありがちすぎる学園モノの出だしからは想像もつかないような恐ろしい出来事がその日から彼女の身の回りで立て続けに起こり、イギリス留学から帰って来た大好きな優しい兄にキツイ調子で 「生徒会と関わるな」 と言いつけられ、またまた優しくて大好きな母親はなんと・・・という怒涛の展開。怒涛すぎる! 私が主人公ならこんな日々が訪れた時点で病むわー。なのですけど、主人公の名前自分に変えてやってるんで画面の中の女子高生は一応私で、その私は逞しく、時に乙女の主人公にこれまたありがちすぎる鈍感さを放ちながら物語を歩んで行ってました。



 まだまだリハビリ中の上、掴みの為にプレイした段階ですので、メィジこってり感想というより、全体の感想みたいな感じでツラツラ綴りますね。



 取り敢えず今んトコこのメィジのアクマ√の良しエンドと、ウリエのアクマ√をやったのですが、話が個別で全然違っていいですね。最低限これ位工夫してほしいもんですわよ。ここ高得点です。


 

 絵がアニメみたいで、(てか先行でアニメやってたんだから当たり前か) それが新鮮だったり変なのて思ったり。後、地味に悪魔同士の戦いの断末魔などアレなので、大した事なくても残酷表現がお嫌いな方は主要キャラ以外の声はオフでどうぞ。後、血が飛び散ります。表現自体は温いですがご参考までに。


 

 まだ発売されて1か月も経ってないのでネタバレ控えますが、がっつりありがちで終わるのかと思いきやえーそう来るの!? っていう展開もちゃんとあってソコソコ楽しめました。いやまあでも奇を衒ってるとか無いんで、驚愕! とかそーゆースッゴイものじゃないですけど満足です。



 変にエロっぽく走ってなくて健全な乙女ゲームで良かった。男遊郭の意味の有りそうで無いエロ目展開に萌えられなかったせいかなあ。アクマなので、誑かす為に甘い言葉を多用してくれましたがそれは意味があってのコトだったので良かったですし、花嫁とか口づけとか時代錯誤な言葉を使われたりして何だそりゃ。って一瞬思ったとしてもすぐに妙に、うーんでもアクマでしかも著名な貴族って設定だからまあいいのか、って納得してしまえるのもファンタジーの利点。フィクションとは便利だ。



 特に目新しい技が利いてるとか斬新ではありませんが、王道の乙女ゲームとして出来は申し分ないと思います。私の中で仇名が既に真壁翼に決まった、斎藤壮馬さん演じる多分メインの中のメインであろうレムは、後回しにしたものの最後に取っておこうかどうしようかそれだけ迷っています。斎藤さんのお声を意識して聞いたのは初めてですが良かったわ。素敵。



 あ、私、アニメ最終回だけはちゃんと見たのよ。あのラストはあのラストで良かったと思うわ。アニメはレム寄りで話進んでるぽかったので、メィジと幸せになれて良かったと思いました。但し、私このメィジというキャラどうにも最後まで、申し訳ないけど声がキャラデザと一致をみせてないような気がして・・・。いや悪くない。決して悪くないんですけど、え~なーんか違うよなー・・・って違和感がずーっと消えませんでした。ずーっとっていうのはプレイ中途切れなく延々とではなく、何かの拍子に、うーんコレジャナイ・・・というモヤモヤが生じる場面が結構あったというだけです。四六時中じゃないんですけどね。


 じゃあ誰だったら良かったんだよって言われるとまあ具体的な名前も私も中には上がるんですが、だからってほんと木村さんが全く合ってなかったと言い切れる程の違和感でも無いんですよね・・・なんだろう。なんていうか、声の印象とキャラの見た目年齢が合ってないと思う箇所が結構あった。ですがこれはアクマで私の個人的感想ですのであしからず。



 それでもキャラは魅力的で、お話が進むにつれ微笑ましく感じたり安心したりときめいたり。


 特に、筋肉キャラだからこそ意外なダンスパーティのシーンでは、純粋に少女マンガちっくな夢物語感が良く出ていたと思いました。声に上述の、違和感あった的な不満を述べつつも強烈にイヤなワケではなく、所々気になる程度で済むものでシナリオも良かったし。攻略も簡単で難しい引っ掛けも一切なし。これは乙女ゲーム初心者さんにもオススメだし、慣れた方にも、気楽にサクサクしたい時用としてオススメできる一本かなと早くも思っています。