明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第16節
福岡 2-2 川崎

【得点者】
[川崎]
42分 小林 悠
72分 大久保 嘉人

[福岡]
09分 金森 健志
15分 金森 健志

【川崎フロンターレ】2016年6月18日 川崎2点目(大久保嘉人:PK)


試合終了のホイッスルが鳴った時、頭の中を過った言葉は「やっちまった」でした。昔からこういうシチュエーションにとことん弱い川崎でしたから、このような結果も有り得るかもとは思っていました。しかしそれでも広島、ガンバ、柏のアウェイを克服して来た今年の川崎。ここも乗り越えてくれるに違いないと期待していました。

なので試合後、片付けが終わってもしばらく動く気になれず。試合中に大粒の雨が降る蒸し暑い天気で、大量の水分補給をしていても相当の体力を奪われていたのかもしれません。あまり人としゃべる元気もなく、帰りのシャトルバスは渋滞で時間がかかりそうだったのと、福岡サポと相乗りする気力もなかったので麓のバス停まで徒歩。そこにちょうど博多駅行きのバスが来たので乗り込み、終点までひたすら黙りこくってました。

博多駅に着いて構内のラーメン屋に並ぶころには少し回復。
とんこつラーメンを替え玉でもう少し回復。

食べることは生きることだ。

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お腹が落ち着いたところで、ようやく試合を振り返る気力も回復。
ケンゴが怪我で帯同しなかったことやエドゥの負傷交代などもあったけど、そもそも試合の入りが悪すぎ。川崎がダメな時の「こぼれ球は全部相手ボール」という状態から2失点。

調子がいい時と言うのは何をやっても自分たちのボールになるけれど、それは守備時のポジション取りが適正だからと言うのもあるのでしょう。この試合のようにこぼれ球が自分たちのところに来ないということは、おそらく選手たちのポジショニングも悪かったのだろうと。それが暑さや湿度のせいなのか、このようなシチュエーションがもたらした緊張感からなのか、それは分からないけど。

ただ、早い時間に2点のビハインドを負ったものの、最終的には追いついたという点は良かったです。もう次は勝たないことにはお話になりません。もしかしたら今はそういう状況の方がいいような気がします。

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試合前、アウェイエリア後ろの通路を通る地元の皆さんが客入りについて「今日はすごいね」と口々に言ってました。川崎の選手たちは福岡を応援するみなさんの作り出した雰囲気に飲まれてしまったところもあったかもしれません。特に福岡先制点の時は、本当にすごかったです。15位までまだ勝ち点で4差しかないですし、あの雰囲気をこの先も作れたらJ1残留できるんじゃないかと思いました。

なので、今度の土曜日の試合も頑張ってください!!!!!(アウェイだけど)