昨日、町田ゼルビアから久木野聡選手の引退が発表されました。
 
 
久木野選手は2006年に宮崎県の日章学園高校から川崎フロンターレに入団。1年目はなかなかチャンスが巡って来ませんでしたが…いつの試合だったかな。スタメン発表でメンバー入りしていないにも関わらず誰か(誰かは忘れた)のところで間違えて写真を使われてしまったなんて事故があったり。
 
Jリーグ初得点は2007年の第29節新潟戦。本人は「こんな泥臭い初ゴールにするつもりはなかったけど」というようなコメントを残していました。
 
J1第29節 川崎フロンターレ×アルビレックス新潟 ハイライト
しかしまぁファイナルスコアが4-3って、10年前から変わってないというか、10年経っても変わってないと言うべきか。あの頃はこんな試合ばっかりだったからな(苦笑)
 
あと2007年で思い出すのはナビスコ杯、横浜F・マリノスとの準決勝第2戦。マリノスのGK榎本哲也がエリア外でハンドして一発レッドカードで退場、松田直樹さんがGKをやったあの試合。川崎には「伊藤宏樹の生涯一ミドルシュート」なんてものが飛び出しました。そのゴールを祝福する輪の中で伊藤宏樹に蹴りを入れていたのが久木野聡(笑)
中継を見直したら、その前に久木野がミドルシュートを打ってて、それのこぼれ球を蹴り込んだのが伊藤宏樹だったのですね。
 
2008年はFWに怪我人続きで「テセと久木野の2トップっていうかその二人しか残ってない」なんていう時期もありました。
このゴールもけっこう泥臭かった。それにしてもイケメンやなぁ。
 
-----
 
久木野選手は「唯一」の記録(?)を持っていて。
いまだに語り草になっている2009年第25節鹿島戦。日本初「中断→後日再開」となったあの試合で、久木野選手はベンチ入りしていました。
 
 
たった16分+αのために鹿島まで行って再開初っ端の間接フリーキックで失点して以降攻め込まれっぱなしだったあの試合。なんとか勝ったけど再開試合なんてもう嫌やー!って思ったあの経験を、さらにもう1回経験したのが久木野聡その人。
 
この試合も悪天候で試合開始時刻が繰り下げられ、なんとか始めたけどやっぱりダメで中断、後日再開となりました。そしてこの試合でもベンチ入りしていました。
 
 
現時点で再開試合は上記2例しかありません。ということで、唯一の「再開試合を2回経験した男」が久木野聡ということになります。
 
-----
 
川崎でのチャントはこれ。ハンドクラップが入って盛り上がりました。
そういや最近はハンドクラップの入るチャントは無い…?
 
今後はどうするんだろう。本人と奥さんのブログを読んでも指導者になるのかどうかというところが分からない。何らかの形でサッカーに携わってくれると嬉しいんだけどな。
 
11年間、お疲れ様でした。