ラウンドレッスン後半 | プロも知らない、大学研究機関も知らないスポーツ科学の真相

ラウンドレッスン後半

○月○日

昼食を取って、後半のスタートだ。気持ちを新たにしてプレーしたいところだが、不安だらけだ。10番ホールティーショット〝ナイスショット〟も何も考えず〝ただ振っただけ〟。真っ直ぐ打てた根拠が理解出来ていない。ミスショットの原因も理解出来ていないのだからどうしようもない。行き当たりばったりのゴルフが続いていく。10番ボギー、11番ダブルボギー、12番ダブルパーの〝8〟、13番パー(嬉しいパーだけど偶然)、14番トリプルボギー(ボーリングで言えばスペアの後のガーターって気分)、15番トリプルボギー。スイングが理解不能の極致に達したところにTプロがカートに乗って現れた。今度はプレーをせずレッスン生のスイングを見ている。「Aさん!」とTプロが僕のショットを見て、「ダウンスイングでコックの解きが早いよ!」と声をかけた。以前スクールでTプロに言われた〝グリップの先端をボールにぶつける感じでクラブを下ろしてくる〟というレッスンが甦ってきた。まだ不十分だったのか。16番ホール、プロに言われたことを注意するが、トップやダフリが多発し出した。やっぱり大叩きでトリプルボギー。17番、18番とスイングの形を気にするのをヤメにして、ボギー、パー、と盛り返した。それでも〝52〟ストローク。ラウンド〝107〟で終了した。


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ゴルフスクールの6ヶ月間。そしてラウンドレッスンを終了して爽快感が全然無い。消化不良のままだ。Tプロは、「Aさんのゴルフキャリアを考えたら…1ホール2回のミスは許容範囲だよ。ダボ×18ホール=36オーバーの108ストローク以内なら及第点じゃないかな。」変に納得させられる言葉である。「またスクールにおいでよ!」とTプロは勧誘の言葉で締めくくった。