殆どの人は、
「子供のため」に子育てをしていると思います。
でも、私は、子育ては、
「親自身のため」
だと思います。
なぜなら、
優れた子に育つと、
「親の育て方が良かった」
と、親が高く評価されますし、
逆に、子供が問題を起こすと、
親の責任にされるからです。
今、私は、子供に、独り立ちして欲しいと思っていますが、
それは、私と夫が、一生、子供の面倒を見ることになったら、
私達が困るからです。
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私の母は、
「子供のため」に子育てしてきたつもりだと思います。
でも私は、母は、
「母自身のため」に私を育ててきたと思います。
母は、私に
母自身がやりたかったことをさせました。
母は、私に、全てに、好成績を望みました。
母は、私を使って
人生のやり直しの疑似体験をしていました。
私は、母に、人生の半分ぐらい、乗っ取られました。
私は、母のために生まれてきて、
「自分のため」よりも、
「母のため」に生きてきた感覚があります。
母は、子供は、育ててくれた親に
当然、感謝すべきだと思っています。
でも私は、親に感謝していません。
私は、私の子供にも、
私に感謝して欲しいとは思っていません。