昨年末からつまみ細工を習い始めています。

小さな正方形のちりめんが花びらになり、菊や牡丹や桜の花へと姿を変えるその作業は、なんともうっとりと心地よい。

今はまだ小さなブローチや、バックチャームを手掛けているが、目標としては来年成人式を迎える姪に花簪をプレゼントすること。

艶やかな振袖姿を一層引き立てる花簪・・・私にだってできるはず。

高すぎるもかもしれないけれど、とにかく目標は持たないと。

その方が上達が早いはずだから。





そんなこんなの中、職場の友人がこの3月に結婚することになった。

白馬の王子様の登場が遅れたため、このまま独身貴族かと周囲に心配されるほど年齢を重ねたが、世間の荒波をかき分けて?王子様がやっと登場したわけよ!

本当に待ちわびました。

どんな結婚披露宴で、わたしたちをもてなしてくれるの?!と期待していましたが、結局披露宴はせずに、兼ねてよりあこがれていた京都の神社で神前結婚式だけにすることにしたと報告されたのだった。

思いっきり歌や踊りで祝福してやろうじゃないの!って張り切っていたのに、ちょっと拍子抜けしてしまいました。

ではせめて、祝福の気持ちだけでも式場に連れて行ってもらおうと、リングピローをプレゼントさせていただくことにした。


完全和装と言うことで、それに合わせたデザインを考え完成したのがこちらになります。



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習いたてのちりめん細工を施して、おめでたく紅白の小花をちりばめました。

当初は左の花のみでしたが、急遽笹の葉を足したくなり先生に笹の葉の作り方を習い付け加え、ボリュームが足された分、右側の裾の方にも小花をちりばめてみました。

こうした手直しが出来るのも手作りならではの良さですね。



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ラッピングも和装。

本日手渡してましたところ、彼女は大変感動してくれました。

式当日は、絶対に忘れちゃ嫌よ・・・ドキドキ