コアを秘めて 01 | 15でオカマ オカマで女優

15でオカマ オカマで女優

ドラマチックに咲いてほしい性転換後

さて、定期的にこのブログに吐き出される
私の性悪さの片鱗をみせつける記事。

今回もなかなかにベドベドである。

よって書こうかな、と迷ったものの
久保ミツロウ&能町みね子のラジオを聞いてたら
どうでもいいや、って気分になりました。


*


「お前は恵まれている!!」

と常々私をお叱りになる子がいました。
元同級生の子です。

その人は一言でいうならば女傑。
ここでは仮に名前を[女傑]としておきましょう。


彼女の武勇伝でこんなものがあります。
外国の辛口で有名な占い師にみてもらったら
「あなたは将来ゼッタイに出世する」
と絶賛されたらしいです。

ま、性格はマダムシンコや吉川幸枝を想像してくだされば
だいたいあっていると思います。

※あらかじめいうと、
私はその人はめちゃくちゃ好きだし、
向こうも好いてくれてます。
あしからず。


もちろん彼女のお叱り、その発言は私も否定はしません。

ホルモン環境や手術の環境
病院、行政、周りの人、保護者、
そのすべてにおいて私は、私たちは
過去に障害と戦った方々の恩恵を受けていると思います。

そして、その恩恵にぬくぬくと座ることだけはしたくない。


*

そもそもふだんどんな感じで、その女傑が私をたしなめるかというと
たとえばお金持ちの先生にたいしてみんなでお話しをしていたら
「金持ちって本当にムカツク!
・・・お前とかな!」

とまさかの矛先がいきなり私に向いてくるような感じです。


たしかに自分の与えられたものは感謝しなくてはいけない。
それは十分に分かっている。

でも、他人が他人を下位比較・上位比較するのはどちらも無毛なことですね。
私は友達である女傑が好きな一方でその信念だけは曲げられませんでした。


彼女はだいぶ前からこの「15でオカマ」を知りたがっていました。
四回くらい懇願してきましたが私はすべて断ってきました。

それは女傑だから教えないというのではなくて
過去にこのblogは親密な人に「誰にも教えないでね」と言ったのに
何人かにleakされたので
「あ、もう親密だろうとなかとろうと、もうここを教えるのは止めよう」
と決めていたのですね。


ところがつい最近女傑とメールをしていたら彼女から
「blog教えて」と懇願がきました。
これで五回目です。

さすがにもう無理ぽ、と思った私はとうとう教えることにしたのですね。


<つづく>