心の臓 | 素直な気持ち

素直な気持ち

最初の子を死産、2人目を望んでから流産、胞状奇胎を経験し、ようやく4人家族に…と思ったら、まさかの妊娠発覚で3人目を出産しました。気がつけば5人家族。歳の差姉弟、2歳差男の子育児、楽しんでいます。

たくさんのお祝いコメント&メッセージ、

ありがとうございました。

本当に本当にうれしかったです。

心強かったです。

これからどんな結果が待ち受けていようと、

しっかり受け止めていこうと思います。


ひとつの生命が芽生えて、

そのごくはじめのうちに動き出した心臓が

その生命が終えるその瞬間まで

ずっと脈打ち続けるなんて、

すごくすごくすごいことなんだ、と思うわけです。


夜、隣で寝ている娘の寝息に

命の鼓動を感じて、

夫の心臓なんて(みんなもだけど)、

何十年もずっと動いてるんだ。

自分の意思とは関係なく。ただひたすらに。


この心拍を見るために、

私はどれだけの月日を待ち続けたんだろう。


2度目の病院に行ってきました。

夫はたまった代休をこの日にとってくれて、

一緒についてきてくれました。

審判の日。…2人でそんなことを言ったりして。

緊張している私をよそに、隣で座ってる旦那は

こっくりこっくり…居眠り中。


尿検査、血圧、体重。助産師さんとの話。

今日、心拍確認できたら、母子手帳もらってきてね、なんて言われて

夢のような感じで聞いていました。


診察室に呼ばれて、いよいよ内診台へ。

緊張。

緊張。

緊張。

お医者さんは、しばらく無言でした。

長い長い沈黙。

嫌な予感。どうして?

何か言ってよ!!


でも、今までとは違うのは、

ピピピという機械音が聞こえていること。

大きさを計測してるのかも?


やっとお医者さんは仕切りのカーテンを開けて

画像を見せてくれました。

「この間より大きくなってます。これが赤ちゃんです、1センチくらいかな?」

「それから、ピコピコ、見えてますね。順調です」

え?どこ?あ、それか?

おいおい、ちょっともっと見せてくれ~~~!


相変わらず、あっさりとした先生です。

「順調です」

その言葉をじっくりとかみしめました。

そして、一瞬見えた(笑)心臓のピコピコも

じっくりかみしめました。


診察室に戻ってから、

今後の話もしました。

現在服用しているバファリン81はこれからも続けていくこと。

15週~18週の間に子宮頸管縫縮術を行うこと、

術前検査等があるので、手術の前後1週間入院する必要があること…

15週といえば、ちょうどお盆のあたり。8月。

娘は夏休みの真っ最中です。

実家の実母にはもう話してあって、きてくれることになってます。


お昼ごはんを食べた後、

母子手帳を取りに行ってきました。


「おめでとうございます。」


面と向かって言われて

少し恥ずかしいような、

それでもまだ心にブレーキかけてる自分がいます。

どうか、このまま順調に育ってください。

一緒に頑張ろうね。