世田谷パブリックシアターにて『ビッグ・フェラー』を観劇してきました。
このブログを始める前に既に観劇していて、今回が3回目です。

内野聖陽   コステロ
浦井健治   マイケル
明星真由美  エリザベス
町田マリー  カレルマ
黒田大輔   トム・ビリー
小林勝也   フランク
成  河   ルエリ
敬称は略させていただきます。

この後は、ネタバレを含みます。




まず、劇場に入るとチケットもぎりの後、今後の公演のお知らせ等のチラシの束をいただいて下さい。
その中に緑色の紙があり、『幕があがるまで、これだけはインプット、三つのキーワード』と記載があります。
開演十分前、お早めに席におつきください。


今年になり、アイルランドに因んだ演目も多いようです。
脱線しますが、『ロンサム・ウエスト』もでした。


ものがたりは、1972年~2001年までの30年間にわたるNYでのIRA活動家のお話。

プロローグは、内野さんの演説からで、一番初めに観劇した時は前方席のために何度も目が合い(←とても痛い思い込み)ドキドキしてました。
NY支部のリーダーが、お似合い。この時に、葉巻をふかしていたのですが、私はあの臭いが苦手。

内野さんも浦井君も良いのですが、今回一番良かったのは、成河君です。
一番初めに観劇した時に、演出家の森さんと翻訳の小田島さんのトークショーを聞くことができました。
まだ翻訳段階で出演者も決まっていない状態なのに、小田島さんは成河君に『今、成河の出るのを翻訳しているから』と伝えたそうで、成河君はオファーもされていないと驚いたらしいです。

成河君は、初めは物凄く訛りが凄かったのですが、年月の経過とともに訛りがなくなっていく。
あとは、身体能力が高い。
春琴の時も演技が上手いな~と思いましたが、より上手くなっていました(何か上からで、すみません)
浦井君は、無口で純粋だった青年が組織に入ったことで、段々染まっていき、最終的には尊敬していた人を殺すことになるという、難しい役を演じていました。
内野さんは、2回の演説の場面が素晴らしいです。


2回目の演説というか告白は、自分が、FBIへの内通者だといいますが、あれはルエリを庇うためにしたのか?本当に自分が内通者だったのか?は、疑問に残ります。
そして、ラストの2001年9月11日。
マイケルは、ツインタワーに行ったはずだと思うので、その後はどうなったか?
前後しますが、1987年の小林さんのお芝居は必見!

舞台上手の情報に、日時が出ます。
座席により、見えずらいかもしれません。

書き忘れは、後日に。