あっという間の5泊6日入院
今朝、K医師の退院診察を受け無事退院できました
今、私の中に子宮がないこと、全然わかりません
ある時もわかんなかったけど、なくても全く気付きません・・こんなもんなんですねぇ
子宮全摘された方のブログなど拝読していると同じような感想をお持ちの方が多いのですが
「思っていたより楽だった」
「こんなことならもっと早くとっておけばよかった」
これ、私も同じ気持ちです
まだ手術終えて4日ですしこれから何か起こるかもしれませんが、自分が想像してたよりも、負担に思っていたよりもずっと楽にすごせた入院期間だった気がします
というのも「できるかぎり痛みを軽減する治療」「看護師さんの完全介護」「同室の方との楽しいやりとり」というのが大きかったから
『子宮全摘』という「怖さしか感じないワード」を突きつけられ、初めての腹腔鏡手術に怯えてストレスもMAX、精神的にかなり疲弊してしまってましたが結果、そんな怯えるようなことではありませんでした
(これ、終わったから言えるのかも?)
もし、「子宮全摘」ワード検索でこのブログを読まれる方がいらしたら、そんなに怖がらなくても大丈夫ですよと伝えたいです
さて今朝の退院診察、K医師(外来から手術まで全て担当していただいている)が内診しながら
「よし!うん!うまくできてる」ととっても嬉しそうw
「ごめんなさいね〜、自己満足って感じなんですけどすごくうまくいってます」
「じゃ、こちらも押さえますね〜〜、お、こっちもばっちり」
「自分でうまくできてるって思える時すごく嬉しいんですよー」と
正直でかわいらしい先生です
私「先生にやってもらえてよかったです、すごい楽でした。こんなことなら去年の9月先生に全摘勧められた時ゆうこと聞いてすぐ手術しておくべきでした」
K医師「いやいや、手術までもっと時間かかる方いっぱいですよ。みつばんさんは早い方」と笑っておられました
私、このK医師がとても素敵に見えます
頭良くって朗らかって素晴らしい
気難しくも話かけづらさもなく、説明も丁寧な医師。そういう医師ばかりになってほしいです
退院の時、同室のおばあちゃま達とのお別れの時です
3人で「楽しかったねえ〜」とおしゃべりしました
2人とも乳房を片方全摘されて放射線治療25回とか、子宮全摘や大腿骨手術までも経験されたり・・
でも明るく、そして全然未来を憂いてない
私も2人を見習おうと思ってます
「無理したらダメよ」「大事にしないとダメよ」「あなたはちょっと神経質なところあるから」「上むいていきなさい」と最後まで諭されました
1人のおばあちゃまが「これ読んだらいいよ」と昨日貸してくださった瀬戸内寂聴さんの本が素晴らしかったので私もamazonで購入
張り詰めがちな自分の心に届くシンプルな言葉にあふれてる本でした
今回の入院でこのお二人に会えたこと、本当に良かった
2人のおかげで何か憑き物が落ちた気持ち…
最後、荷物を取りに来てくれたうちの旦那さんにも「大事にしてあげてよ〜」と声かけてくださりw
正直今ちょっとさみしいです