『あの日から比べたら違うなぁ~』
カレンダーを見ながらやっさんが言った
『全然違うわぁ~ 雲泥の差じゃで』
もう少しで、発症してから6年目を迎える
『6歳じゃあ~ 小学生じゃで』
『そうじゃな 長い様で短かった6年間だったわぁ』
『辛かったか? 悔しかったか?』
『何くそっ!の6年間だったわ 車椅子からの解放と
オシメを外す事に専念したわ』
ここ1、2年のやっさんはテレビを視て、毎日、怒鳴ったり怒ったりと
常にエネルギーを消耗している
そんな、やっさんと生活しているとワタシの方が体力が消耗する
ウォーキングの時は杖に頼り、坂道では当たり前の様にワタシの手を握り
フラツキながら歩いていた
今年の正月に二男と3人でウォーキングをした時
『きっと、杖が無くても歩けるよ』と、言われ
それ以来、杖を持たず、坂道も両手を振ってバランスを取りながら
歩いている
『成長したなぁ~』
『当たり前じゃ もう小学校1年生でぇ』
『・・・・』
最近のウォーキングは全く