土曜日の農業人フェアから1週間、仕事を持ちながらの転職活動中の方は、月曜からは普段の1週間、今の仕事の充実とこれからの展望が入り交じって気持ちが大変!

求職中の方は、フェア出であった中で何処に連絡するか?答えのでない悩みの中、

学生さんは、情報の嵐の中で、我が道を探せるか?と、いったところでしょうか?

みやもと農園には、フェアで出会った2人の方からアクセスがありました。今回は、こちらからも連絡しようかな?と考え中です。

1本の電話、1通の手紙が運命の別れ道になるかもしれません。




~残念な話~

「私、農業には興味無いんです」とフェアのブースで学生さんからの言葉。

えっ、

一瞬耳を疑いました。

その学生さんは、私が招かれたトークショーで、1番前で聞いていた女性です。

聞けば、農業周辺には興味はあるが、就農する気は全く無く、トークショーを企画した側の学生グループの一員だそうです。

後でわかったことですが、トークショーで丸テーブルに腰かけていた学生さんの大部分は、形を整えるために予め声かけされたサークル繋がりの方々だったそうです。

館内の案内アナウンスや、当日配布の全体の案内パンフレットから集まった学生さんは2~3人。

トークショーは盛り上がりましたが、なんだかな~って感じですね。


私の農業人生は、23年前農水省が新・農業人フェア(当時は新規就農フェア)に参加したことが振り出しで、

ここ数年はみやもと農園として受け入れる側としてブースを出している私、

世の中の移り変わり、フェアの現状、農業や就農した人たちのその後の現状を思う時、

運営・出展・来場のそれぞれの視点から、原点・本質に立ち返り、目先の数字や媒体から見えること以外の本当を考え直す時期だと思うのですが、

フェアを通じて、一人でもたくさんの夢がかたちになることを望みます。

あくまで、フェアはきっかけの扉。第一歩は、


現場からです。

見抜く力をつけて、現場に足を運ぶこと。そのためのフェアであるべきです。