『プロが何を考えてるねん・・・』




昨日のK-1ワールドGPでピーターアーツが短期間で10㎏の減量をしたそうです。


短期間とはどれほどの期間かはわかりませんが、恐らく4~5週間程度で落としてしまったんでしょうね。


個人的にはピーターアーツは好きですが、プロとして周囲のトレーナーがこんな無茶な減量をさせてしまうのが呆れるばかりです。


格闘技のパフォーマンスを試合当日も維持したいなら、4~5週間程度の期間ならせめて6~7㎏程度の減量に留めておくべきでしょう。


以前、4週間で13㎏絞って試合に臨みフラフラで情けないKO負けを喫した選手をテレビで観ましたが、なんともお粗末な話です。


期間や減量幅にもよりますが、せっかくトレーニングで鍛えた筋肉とパフォーマンスを落とさない減量幅は


1週間に1㎏前後が妥当かと思います。


ただし、減量スタート時は7~10日で3㎏ほど落ちるのはよくある事です。

調子に乗って同じペースで落とそうとするのは間違っています。



僕が直接接した人でこんな人がいました。


彼は17歳(だったと思います)のプロデビューしたてのボクサーでした。


試合の減量前に、階級のリミット体重を確認し、体組成から減量幅を試算したところ



なんと、体脂肪率を4%程度まで絞ったとしても、どう考えても筋肉を2㎏程度落とさないとリミット体重をクリア出来ないんです。


『17歳でこんな減量を強いられるのですから、そらボクシングなんて競技は試合当日突然死するケースもあるわなぁ。。。かわいそうに。。。』


と、思ったのを覚えています。


ボクサーや格闘家がよくやる

サウナスーツダイエットは絶対にダメ!!!


絶対に真似をしないでくださいね!


危険な上にリバウンドするだけですから!!!


一般の人には全く意味無いでしょ!