大幅なダイエットをする場合を除けば、うちにカウンセリングに来られるほとんどの女性が体脂肪率30%を越えた辺りです。

この体脂肪率という数字

30%という数字だけを見ると痩せないとって強迫観念が生まれだすラインのようです。

確かに、二の腕、お腹周り、ブラの横からはみ出したプニュッってした感じ、みなさんこういった自覚を持たれ相談にお見えになるんです。

しかしです

実は体脂肪量(体脂肪率ではなく量です)を見てみると標準レベル。
目を向ける事がほとんどない筋肉量を見てみると、かなりレベルが低いんです。

明らかに筋肉量が少ないゆえのの基礎代謝の異常とも言える低さ。

当たり前なんですが、体重に対して筋肉量が少な過ぎると体脂肪率は高くなります。
これ比率ですから至極簡単な事なんですが、チープな体脂肪計ではここまで判定されません。

ここで勘違いしてろくに食べもせず異常に体脂肪量を減らし過ぎると女性の場合、簡単にホルモンバランスを崩してしまいます。
それに、更に筋肉量を減らす原因にもなります。
これでは本末転倒。

筋肉を使う。

本格的なトレーニングは無理でも、筋肉を使うエクササイズを選択し身体を動かす努力は必要です。

運動せずに痩せる。

食べずに痩せる。

それもいいでしょう。
その人の価値観ですから。

しかし、将来更年期障害のリスクや若い方なら出産に備えた骨盤形成の不安、また数十年後には骨粗鬆症のリスクが格段に高くなる事をよく考えて下さい。

好きな物食べても太らない方も確かにいらっしゃいます。
しかし、そういう方を羨んだところで自分がそうなるもんでもなし。

本来、人間の細胞は自らが健康を維持する機能を持ち合わせてるもの。

邪魔をするのは生活環境や生活習慣と言っても過言ではないでしょう。

あらゆる選択で逃げの一手では健康も逃げていくのではないでしょうか?