今年に入って故障によるキャンセルが幾つか発生しました。
いくら健康維持に努めていても突発的な故障は誰にでもあり得ます。

さぁ、そこで運動するのかしないのか。
していいのか悪いのか。
残念ながら、素人判断でただ休むだけ。
これが一番いけませんわな。

少なくともパーソナルトレーナー付けてる人にはそうあって欲しくないもんです。
それでもうちのジムでもあるんですよね。

そりゃ、故障直後の炎症起こして痛みが出てる急性期に、それでも来てトレーニングしなさいなんて言うわけありません。

ただ、炎症がおさまってるのに痛みがあるからと電気をあてたりマッサージしてもらったり、それだけで運動しない。

こりゃダメなんです。

ダラーっと休養に入ってしまう方は、こちらからは救いようがありません。

特に複雑な肩関節に支障がある場合など、単に休んでるだけほど怖いものはありません。
しかし、闇雲に動かすのはもっと怖い。

まぁ、それでもまだ年令が若くて身体の衰えを感じるなんてまだ10年20年先って方は、言い出せば不調な所ってあるけど年令考えたらこんなもんかって感じ。
健康に対する価値意識の差なので、本人がそれでいいならいいと思います。

ただ、うちには60代から70代の方もいらっしゃいます。
こういう方は事情が違います。
今年一年捨てたら来年には運動なんて出来ない身体になってしまうかも知れない。
僕がクライアントに常々申しているのは、生きる最後の歳まで自分の足で歩いて下さいね。

あとは、それを真面目に考えるかどうかだけの話しです。
最近、フィットネス業界で盛んに言われ出している、「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」
運動機能が完全回復が見込めなくなってから頑張るってどれだけの苦しみを伴うか。
結局、かなりの妥協を余儀なくされます。

詰まる所、運動再開の判断はその辺の医者の一言に任せずにこちらにもちゃんと相談して下さいって事です。
その医者は運動に詳しい専門家レベルの知識の持ち主ですか?
何を判断材料にするかで自身の身体の未来に影響するのです。

最近、BFRをかなり真剣に自身にも、またセッションにも取り入れ始めました。

どうやら以下のメリットがかなり期待出来そうだからです。

・故障部位の痛みの緩和
・治療期間の短縮化
・高齢者、ある程度の高血圧への有益性

のんびりしてる人は仕方ありません。
本当にずっと健康でいたい方には本気で進めてます。

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僕自身も取り入れ方に少し慣れてきたので圧を少し上げてみました。
途端に体感のキツさが増します。
このさじ加減を上手く現場に導入していこうと思っています。
とりあえず、今は100です。