大阪マラソンまであと5か月ちょっと。
神戸マラソンには5か月を切りました。
梅雨時や酷暑、また生活習慣面での事情からレース当日まで練習だけのことを中心にした生活に変えるなど、普通に仕事を抱えている方にとっては難しいものですよね。
けれども、ある程度のランニングトレーニングの生活サイクルに乗せていく事は必要です。
当選した方はそろそろ練習をスタートさせていきましょう。
また走る練習に留まらず、食生活などの栄養面にも意識を向けていく必要があります。
さて、タイトルの「かかと着地の誤解」についてですが。
まずは目を通してくださる方に事前のご案内です。
僕は今シーズン練習レース無しでいきなりフルマラソン2レース走りますが、それと同時にマラソン超初心者向けの初マラソン完走セミナーを実施する予定です。
ですから配信する内容や指標も完全に初心者向きに振っていくつもりです。
タイムを狙いにいくスピード走などを取り入れた練習方法はあえて取り入れないで、フルマラソンに初出走する方向けの内容で届けていこうと思います。
初マラソンを笑顔で完走していただく為、そして来シーズンはステップアップしたいと感じてもらえるレースにしていただく為のレクチャーに徹します。
僕は長い期間パーソナルトレーナーとして過ごしているので、フォームが原因でタイムが伸びない方には、そこそこ速いランナーの方のタイムを伸ばす事も可能です。
しかし、サブ3より上のランナーさんでフォームに調整の余地が無い方はとにかく走るメニューをランニング専門のコーチに指導を仰ぐのが的確です。
かかと着地とは昔からよく言われますが、着地したかかとに体重が乗ってしまうようではいけません。
と言うもののいきなり正しい着地を身につけるのは至難の業なので、そういった方はまず足裏全体で着地するイメージを第一段階と考えればいいと思います。
ただし、べたっ!べたっ!と体重がしっかり乗ってしまうのでなく、常に前進しているのであくまでも瞬間的な事です。
感覚的には足裏に着地した瞬間に腸腰筋のバネが跳ね返してくれる感じ。
まだわかりませんよね(笑)
初心者がまずマスターしたいのは着地だと言う事。
僕が今、メインで履いているシューズです。
3枚目の写真で、連続する凸状のアウトソールの土踏まずから少し前が減っているのがわかりますよね。
いわゆる中足骨あたりで捌く感覚で走っています。
かかとから進入するけれど荷重が掛かるのは中指から母指球辺りの中足骨に繋がり、最後は親指に抜けていく感じです。
着地で荷重が掛かった瞬間、体幹の腸腰筋が真上で車のショックアブソーバーの役割を果たします。
これを身体で感じるようになると、ナチュラルな骨盤前傾により推進力が生まれます。
これは車のセッティングと同じなんです。
かかとは、一瞬地面に触れるだけなので周辺は減りません。
無論、すり足はご法度。
ランニング中、着地音が大きかったり擦った音がする方は確実に腰が落ち、体幹のバネが効かない状態ですので、フォーム修正が必要です。
セミナーではこういった原則を徹底してマスターしていただきます。
この感覚が掴めればフルマラソンは笑顔で完走出来ます❗️
また、ランナー生命の寿命を延ばす為にも非常に大切な事だから。
地面を蹴って走るという学生の頃の部活の根性走りは決して行ってはいけません。
フルマラソンには全く無駄です。
勿論僕のセミナーではいかに脚の筋肉を使わずに前に進む推進力を生み出すかをレクチャーしていきます。
つまり、ラクに長く走る走法です。
脚の筋肉を意識して使うのは勾配(登り坂・下り坂)だけ。
この勾配の走り方も初心者とトップアスリートは違います。
この辺りの話題に触れる時も、話が煩雑にならないように初心者に向けての内容に割り切りますのでご了承下さい。
最初はトンチンカンで意味がわからなくても、きちんと練習していく方には通じるようになります。
手早く実践したい方は、僕のパーソナルランニングセッションかセミナーを受講下さい。
また、次回に続きます。