一着の服ができるまで。 | MIYUKI "LOVE-LIFE" DIARY

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富山県富山市を拠点に、イメージコンサルタント・セラピストとして活動しています。日常のことや、大好きなお料理・ハーブやスパイス・アロマ・占星術・ヨガなどなど、大好きなことを綴っています。

昨年末放送された「アナザースカイ」。


篠原ともえさんがゲストの回だったのですが、


数年ぶりに見る彼女はなんて品がよい大人の女性になられたのだろう!と感動しました。


シノラー時代の印象が鮮烈に記憶に残っていましたが、

色合わせのセンスや自分に似合うものをちゃんとわかっているところ、

それとクリエイティビティに感動。


おかげで洋裁に興味が湧き、勉強をはじめました。


生地のことや、型紙のこと、縫製のこと・・・・・


デザイン科時代の卒業制作では「アパレルブランドのPR」というコンセプトで

ワンピースを数点つくり、モデルさんに着てもらい撮影、

カタログ作りまでしていましたが

そんなこともすっかり忘れて「服は買う物」という頭で過ごしていました。

(あのとき曲りなりにもどうやってデザインワンピースを作ったのだろう!!!)


「せっかく自分に似合う色、柄、デザイン、形、素材を知っているんだから、

自分で作って着られたら最高だ!」と

軽い気持ちで本をめくりましたが、その途方のなさといったら・・・


大人になりファストファッションが気軽に手に入れられるようになると、

「流行りものは安いので、来年着れなくなってもいいや!」

という考え方になってしまっていましたが。


今着ているこのフード付きの部屋着も、このもこもこ靴下も、インナーですら、

一着つくるのにどれだけの工程が必要かがわかると

縫製をしてくださった方に感謝の気持ちが湧いてきました。


こんな「簡単な」ように見えるヒートテック1着ですら、今の自分には作れない。

型紙を作って、布を切って、端をかがって、順序だてて塗っていく。


ものすごいことです。


シャツだって、襟とかほんとにつくるの難しいし、すごく手間がかかる!!!


服がとっても愛おしくなりました。

そして服がどうやってできるかを学んでいくと、

自分の服に対する見方、選び方や判断基準、価値観がガラッとかわりました。

クローゼット管理をちゃんとしてみよう、と思えたのも、

入る服屋さんもガラッと変化したことも・・・


こんな変化を与えてくださった篠原ともえさんに大感謝です!


「自分の人生は、自分でデザインしていける!」

という言葉も…名言です。


感謝できるものが増えるのは本当に幸せ。

感謝ですラブラブ