砂浜を彩る植物達 | *** My Dearests ***

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一緒に暮らしているたくさんの動物達と
身近にあるお花や自然をお届けします♪

下手ですがアコギで動物達と一緒に
歌うのが好きです♪


 

時々お散歩に行くしおさい橋。

 

久しぶりに夕日でも見に行きたいなぁって思ったら

ちょうど去年の同じ頃行っていたことが発覚。

 

昨日は雨降りで行けなかったから

去年の写真を引っ張り出して振り返ってみたよ。

 

 

 


 

 

しおさい橋は日本で一番長い吊床版橋(つりしょうばんきょう)なんだ。

床版に添って張られたワイアーロープを両横から引っ張って橋を支えているんだって。

 

いつも橋の上を歩いているから、この日は橋の下を歩いてみることにしたよ。

 

 

 

 

 

 

まずはハマダイコンを発見。

 

サヤがないのは何ものかに食べられたからなのかな。

ハマダイコンのサヤは美味しいっていうからね。

 

 

 

 

 

 

ハマボウフウとコウボウフデは

比較的良い状態の砂浜にだけ自生するらしい。

 

海岸線の改修工事などで砂浜が削られ

消失してしまうケースが増えているんだって。

 

 

 

 

 

 

ちまさんのお友達は小さいころハマボウフウを摘んで

お味噌汁にしていたって、聞いたことがあるぞ。

 

昨今はそんなことでさえ

古き良き時代みたいに感じてしまうよ。

 

 

 

 

 

 

コマツヨイグサ(黄色)とハマヒルガオ(ピンク)。

 

要注意外来生物のコマツヨイグサがハマヒルガオの住処を侵略しつつあって

コマツヨイグサの駆除を進めている地域もあるらしい。

 

動物も植物も増え過ぎたら殺すって

切ないね。

 

 

 

 

 

 

 

遠くからでもすぐにわかるその鮮やかな紫色は

ハマエンドウ。

 

姿かたちはカラスノエンドウに似ているよ。

でも砂浜でも育つようにもっと大きくてがっしりした身体をしているんだ。

 

花言葉 ”人とは違う個性” がぴったり。

 

 

 

 

 

 

 

うちのお庭に咲く花もきれいだけど

こうして砂地に自生する植物群落を見ていると

彼らはなんて健気で逞しく、美しいのだろうって思えて来るよ。

 

植物たちはそれぞれがその環境に添って生き延びられるように

とっくに多種多様の世界を生きてる。

 

 

 


 

 

 

そろそろ日が暮れるから

砂浜散歩はこの辺で終わりにして

 

最後はやっぱり橋の上で夕日を望むことにしようか。

 

 

 

 

 

 

そうか、この時期は橋の上からだと

ちょうど夕日が風車と重なってしまうんだね。

 

 

 

 

それもまた良しとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

世の中にはいろんな人がいて

いろんな心の休め方をしてる。

 

人や物に癒されることもあるかもしれないけど

野に咲く花に元気をもらって、ただ夕暮れの浜辺を歩くのが

この日はとても清々しく感じたんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

by あおい♀