イチョウの森 | *** My Dearests ***

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一緒に暮らしているたくさんの動物達と
身近にあるお花や自然をお届けします♪

下手ですがアコギで動物達と一緒に
歌うのが好きです♪

 

 

今年は猛暑の影響で夏が長くて

秋が短くなるだろうと聞いていましたが

 

いつ冬が始まるのかわからないぐらいに

12月中旬まで穏やかな天候に恵まれたおゆき地方でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隣町にあるイチョウの森は

ギンナンを取るために作られた森を

管理者の方が善意で開放してくださっています。

 

 

ここ数年はSNSの影響か見物客がたくさん訪れるので

人の少ない時間帯に何度かお散歩させてもらいました。

 

 

 

 

 

 

11月中旬のある日、森を訪れたあおっちは

まだ緑色をした葉っぱ達に出会いました。

 

 

 

 

 

 

ちゃんと黄色くなるのかな

と、あおっちが心配したかどうかはわかりませんが

 

一週間ほど経って再び森を訪れた時

頭上は一面、黄色で覆われていました。

 

葉っぱの緑色の成分は気温の低下とともに分解され

やがて黄色だけが残るのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

それからまた一週間ほど経って訪れると

森は金色に輝いて

ますます秋の深まりを感じさせていました。
 

 

 

 

 

 

 

 

植物も人間も一生で一番

その見た目が色鮮やかに映るとき

耳目を集めたり熱いまなざしが注がれたりすることが多いですが

 

生まれてから死んでいくまでの物語があるから

その輝きに深みが出て

いっそう人を引き付ける力が増すのだと思います。

 

 

 

 

 

 

ふたりが歩いた金色の絨毯は

肥料になって冬を過ごし

 

あと3~4か月もすると

とても小さな新芽のはじまりが

ぽこぽこと出て来る季節を迎えます。

 

 

 

 

 

 

イチョウ

 

 

今年も大好きなあおっちとふたり

たくさんの風景の中に身を寄せることができました。

 

ずっとこんな時間が続いてくれたらいいのになぁって

思いました。

 

 

いつかひとりになったとき

隣にいた可愛い小さな仲間のことを思い出して

笑顔になれるように

 

ともに過ごすことのできる時間を

これからも大切にしたいと思うおゆきなのです。

 

 

 

 

 

 

 

by  ゆき♀ (・・・+あおい♀)