コナギよりも、ヒエよりも厄介な最悪の害草。 | 自然派で行こう♪

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昨日、ご近所さんは一斉に田植えを済ませました。

私の家の近所にある田んぼ3枚の内、1枚は田植えを済ませましたが、あと2枚はまだです。

そのうち、1枚にはびこる厄介な害草のせいで準備が遅れています。


▼それは、キシュウスズメノヒエという超厄介な草。


ここは自然農畑にしていましたが、水田からの水漏れが激しく、今年から仕方なく水田にします。

4年間続けた無化学肥料畑も今年から水田。

さて、「ヒエ」と名前は付いていますが、地下茎からガンガン発芽してはびこり続ける厄介な植物。

トラクターのロータリーなどで切り刻めば切り刻むほどその個体数は増えます。

しかも、水の中でも平気で生き続けます。

こいつが水田にはびこるとお米の収穫量は恐ろしいまでに激減します。

コナギやヒエは田植え前の種の状態でに除草することはできませんし、田植え後に除草するのが普通です。

しかし、キシュウスズメノヒエは田植え前に除草します。

田植えしてからだと根絶はまず無理ですから。

トラクターで耕起して、土を砕いて水を入れると新芽がどんどん生えてきます。


▼こんな感じで。


新芽が生えない内は寸断された地下茎なのでなかなか駆除が難しく、

不耕起水田も土が固くて根絶するのは難しく・・・

でも、こうして新芽を伸ばしておけばかなり存在位置がわかりやすくて駆除もしやすいかも?

数日以内にほぼ全滅させておけないとこの圃場での稲作は最悪な結果になりそうです。

田植えはいつになることやら・・・一難去ってまた一難ですよ。^^;