クライミング・ワールドカップ‐ボルダリング加須2016観戦記② | 本橋ユウコの部屋

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観戦記①からの続きです)


前回更新からお待たせしました。
いよいよ会場の中に入ります。で、まずは壁の全体像を一枚。

壁の折れ曲がった平面ごとに一つの課題になっていて、男女それぞれ4課題ずつ
順番に完登目指してトライして行き、最終的な成績を競います。

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会場の様子。さすがチケット完売、お客さん立ち見もいっぱいだ!

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仮設のボルダリング壁の後ろに、加須市民体育館名物の四面大型ウォールが。

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奥の方に見えるのが実況解説の方々の席ですかね。

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こちらはDJ席だと思われ。音楽もかっこよかったです。あと照明も。

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決勝の模様。こちらは女子ですね。
今回、遅れて来たのもありプレスエリアに入れないので、これが限界。
(前回プレスエリアで取材出来た時の参考はこちら

あと自分の撮影なので相変わらずの残念カメラクオリティです。。

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足の下にあるホールド、これはスラブ課題でいいのかな…?
最近こういうの多い感じですね。つるんっとして掴みどころが無い系のやつ。

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恒例ですが、こんな感じに頭上のモニターには寄った画像が映ります。
今回は選手の息遣いやスメア(足)の音が入る音響演出は採用されなかったみたい。

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終了点でこっち向いてるのは、こういうムーブだったんです。
モニターだと、「やった!見て見て!」みたいな大変いい表情でした。

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日本女子で決勝に残ったのは実力者、野中生萌選手だ!わー頑張って下さい!

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画質がアレでも、充分に緊張感が漂ってくる横顔。

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今回決勝、見ていて本当に力強いというか、思い切った登りをされてました。

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遠目にもわかる鍛え上げられた広背筋。

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会場の一番後ろに足場組んでテレビカメラ席になってます。

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女子決勝最終課題。
この写真、ちょっと映画っぽくていいなーとか…。

↓この半分になった卵みたいなやつ、どエライ難しそうでしたね。
出前持ちムーブみたいにして中入って、よじよじ横に移動する感じ?(意味不明)

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ここから男子決勝。

とにかく「どうやってムーブ組み立てるのかさっぱりわからん」課題だらけでした。
今回のルートセッター様は、間違いなくドSだぜ…!

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イタリアの彫刻っぽいイケメン選手。
しかし、ほんと外見偏差値の高い人が普通に多いジャンルですよな…(真顔)

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なんだこの…「パパ、玄関の蛍光灯とり替えてくれる?」みたいな課題は…(汗)

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今回、北欧勢があんまいないかわりに、ロシア選手の躍進が凄かったですね。
場所によっては日本と近いから来やすい、とかもあるのかな。

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日本から男子決勝に残った、藤井快選手!
ちょうど撮りやすい正面でやってくれたので写真続きますよー。

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奥の、玄関の電気のかさみたいなホールドから、手前のそらまめ状の
ホールドに飛び移るのがとっても難しいのです。
各選手、ここで落下しまくり。

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越えた!青いマークの終了点まであと少しなんだけど…!

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ここで突如、床に正座してムーブを考え出す藤井選手。
一発勝負のリードと違い、ボルダリングでは課題ごとの時間の使い方も鍵になりますね。

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(残念なカメラでさらに暗がりのモニターを写すので色調が大変アレなことに…汗)

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全身でムーブを考えてる、真剣な表情。
なんか…少年漫画っぽいぞ!いいねー凄くいいねー!

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時には、こうやって選手が会場のオーディエンスに声援を要求することも。
特に日本人はシャイなのか真面目すぎるのか、シーンと観入っちゃうことが多いので…。
大声で「アレ!」とか「ガンバ!」とかどんどん叫んでいいんですよー☆

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画質は残念だけど、このモニターのアングルはマジで超かっこよかった!
なんかのスポーツ漫画のワンシーンかと思った!!(先回りして言っとくスタイル)

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藤井選手、表情こそまだ少年っぽさが残る感じなのに世界に伍する実力、度胸といい。
本当に五輪に向けて今後の成長が楽しみな選手ですよね。わくわくする。

と、男子次の課題に移ってるのですが…。

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なんと、ここで帰りの都合で時間ぎれ。。また最後まで観られませんでしたが、会場の
雰囲気がとにかく濃くて、やっぱり熱気を肌で感じられたのはよかったです。


日本人選手男女ともに三位!藤井選手・野中選手、おめでとうございます!!

そして選手の皆さん、お疲れ様でした!
前回取材したワールドカップ印西がリード、今回の加須がボルダリングと。
観ていてそれぞれに違った面白さと勝負所がある感じで、こういうのも伝えられるように
もっともっと競技面の勉強もして、将来的に自分の漫画にも活かせたらと思います。

今回の加須では、街ぐるみクライミングを盛り上げようというムードも大いに感じて、いずれは
オリンピックに向けて日本中がこんな前向きにクライミング盛り上がって欲しいなあ…とか。
ボルダリング人口もますます増えてるみたいだし、夢は膨らみますね。

今回も、世界レベルのクライミングを至近距離で堪能できる機会を有り難うございました!!
関係者の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。


(※ブログ画像容量の関係で、①では会場全体の雰囲気を、②では決勝のクライミング風景を掲載してます)




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