マミチャのつぶやきへようこそ。
訪問託児でまずは『ママべったりの子どもをほかの人に慣らしたい』
という依頼もあります。
いつもママと一緒に過ごしているお子さまの場合
ママの姿が見えないだけで大泣き!
一緒にいても、初めての場所、知らない場所や知らない人がいると「ママ抱っこ」でないと大泣き。
・・・必然的に、ママは一人でのお出かけはできない・・
ママも息が詰まることあります。
ほんの数年だから我慢・・・と思っても周りの協力(特にパパ)がないといつも子連れということに
なります。
そうなると、ママにも気持ちの余裕がなくなって、子どもにやさしくできなくなったり、ちょっとしたことに腹を立てたり・・・。
わかるんです。私も経験済み(笑)
そんな1歳6か月の女の子のご依頼がありました。
もう一人、2か月のベビーと一緒のお預かりでしたが、
ベビーはまだおっぱいねんね、おむつ交換。ただ、首が座っていないときは
ちょっと抱っこに気を付けて・・・とってもよく寝てくれるベビーだったので、
そこはありがたかった!(笑)
で、1歳半の(Hちゃん)はというと、
初めての日は3時間泣きっぱなし。(この日は都合上、他の先生にお願いしたのですが、大変だったようです。ごめんなさい!)
2回目はお外に抱っこして家の周りを散歩。で気を落ち着かせ、お姉ちゃん魂をくすぐりながら
家の中のお昼寝中のベビーを様子見て・・・おもちゃも年齢に合わせて各種取り合わせ、
でも、遊びながらも
「ママ~!どこ~!」
と泣き出す・・・
おもちゃで気を引く
ちょっと泣き止む
で、抱っこ。
の繰り返しでした。
後半はおなかもすいて眠たくなって。エルゴ抱っこでHちゃんも、ベビーもねんね。
たくましいベビーはちょっところん~って寝かせても、
トントンして、それで寝ました。(うれしい~)
ママが帰ると
まず寝ているのにびっくりされて
「この子、私以外の人ではねんねできないんです!よく寝ましたね~!びっくり!すごいです!」
と。
でも、汗だくの子どもたちと私(笑)
Hちゃんも疲れたようでした。
3回目のお預かりは~
お預かりはじめは大泣き。(笑)だから天気もほどほどだったのでお散歩にしました。
ベビーはベビーカーで、Hちゃんはとことこ歩いてお散歩。
家を出る時は
「ママのところいく~」
だったのに、歩きながら歌いながら、道端の小さな花や石ころを摘み、拾い、
「ママにあげるの~」
に変わり
公園にいくと滑り台とブランコで遊び、ママのことはでてきませんでした。
こうなるとここからは帰ってからのお約束。(ここ大事!)
「おうちに帰ったらおやつにしようか!」
「お手手を洗っておむつを替えたらおやつだね。楽しみだね~」
「おうちに帰ったら何をして遊ぼうか!お絵かきしようか」
「シールで遊ぼうか!」
家では楽しいことが待っているとお話しながら帰りました。
家についたら手も洗って、ベビーのおむつを変えて
その間、家の中で私の姿が見えなくてもお利口におやつを食べ
お歌を歌ってました。一緒にベビーのおむつ変えを手伝ってくれたり、おもちゃを持ってきてくれたり、
で、そのおもちゃで自分が遊び始めて(笑)
スゴイ成長ぶり!
ママが帰ってきて泣かずに遊んでいるのを見て
まず一言!
「泣いてない~!!」
そう、もう泣いてママを探してなかったのです。
子どもたちは、こうやって慣れていきます。
お預かりする私たちは、預かっている間、子どもが少しでもさみしい、とか悲しい、とか
思わないように「楽しい!」を工夫します。
それが子どものため、ママのためになるから。
ママの笑顔でHちゃんもにっこり!
あ~よかった。
汗だくになったけど、化粧は落ちたけど、ぶっとびます。
笑顔をありがとう~(*^_^*)